知らないパパは、見ていない
先日、7歳長女の習い事を待っている間、2歳半次女と公園に行ったときのこと。
4歳くらいの女の子が、パパと公園に来ていました。
その女の子は、ブランコをしたり、鉄棒で上手にクルクル回ったり、公園の各スポットをぐるぐる回りながら、「見て―!」とパパに遊び方を見てほしくて声をかけていました。
パパは、そのそばで一瞬見てあげるのですが、「へぇ」「すごいね」といった後はすぐ右手のスマホに視線を戻す。
お仕事をされているのでしょうか、ずっとそんな感じで過ごされていました。
2歳半次女は、上に7歳娘がいるからか、年上のお姉さんの遊ぶ遊具に寄って行く傾向があります。
今回も、その女の子の鉄棒のそばまで寄っていきました。
横に長いタイプの鉄棒が2本あり、もうひとつの鉄棒があいていました。
2歳半次女は、女の子と同じ鉄棒を使いたがっていたので(横に並んで一緒にぶら下がりたかったようで。その女の子もそれを感じ取ってくれたようで、少し詰めてくれたのもあって)、同じ鉄棒の、端っこのあいているところを使おうと思いました。
すると、少し離れたところでスマホをみていたパパさんが来て、
「小さい子が使いたがっているから、隣のあいている方に移動しなさい」と言いました。
私から見れば、二人とも、なんとなく同じ鉄棒で一緒に遊びたがっていたので、移動する必要はなかったのですが、
その女の子はパパに言われた通り、隣の鉄棒に移ってくれました。
私は、「ごめんね」と女の子に伝え、「鉄棒上手やねぇ。お姉ちゃんすごいなぁ」と声をかけたりしていました。
その後、2歳半娘がすべり台に遊びに行ったのですが、階段を上った後、階段から降りたいといい始めました。
私のすべり台ルールとしては、「他にすべり台を使うお友達がいないときは、階段を下りてもOK」としているため、今回も2歳半次女にOKを出し、2歳半次女はゆっくり階段を下りてきました。
すると、先ほどの女の子がすべり台をしたかったようで、階段の下で、2歳半次女が下りてくるのを待ってくれていて。
「待っていてくれて、ありがとうね」と伝え、2歳半次女が下りきったところで女の子がすべり台の階段を上りはじめました。
すると、パパさんが走ってきて、
「だめだろ!小さい子がやっているんだから、とっちゃだめだ!」と怒りました。
いや、パパよ、違うねん。
この子は、うちの子が下りるのを待っていてくれたのよ。
途中で横取りしたわけやない。あなたが見てないだけで、悪いことはなんにもしてないのよ。
「パパさん、ちゃんと順番を待ってくれていたんですよ。取ったわけではありませんので」「おねえちゃん、ありがとうね」と伝えました。
わかる、わかるで、小さい子が近くにいると、保護者は遊び方も気をつけなと思ったはるんかもしれん。
小さい子を困らせたらかわいそうやと思ってるのかもしれん。
でも、公園はこどもの社会でもあって、遊び方を学ぶ場所でもあるので、
最終みんなが気持ちよく遊べてたら、それでいいのではと思うんです。
もちろん、突飛ばしたらあかんとか、順番を守るとかを教える場所でもあるので、悲しい気持ちになっている子がいたら保護者が入る必要はあるのですが。
ある程度、危なくないように見守れば、それでいいのではと思います。
だから、こちらが入った方がいいのかどうかは保護者がしなければならないので、
そこを大人がしっかりと見守っていることが必要で。
スマホをメインでみながらこどもをみていては、こどもたちの様子はわかりません。
今回のように、本当は自分の子は悪くないのに、怒ってしまうことだってあるかもしれない。
パパたちは公園で他のママさんと関わるのが嫌やなと思ってる人もいるかもしれへんけど、
きっと、普段公園に来ているママさんたちは、思っている以上にウェルカムなので、コミュニケーションを取りに行っても大丈夫だと思います。
公園にいるお友達同士だって、勝手に仲良くなっていいし、もっとのびのび関わり合ったっていいと思います。
我が子がほかの子に関わろうとしているときは、保護者として笑顔でお友達と保護者の方にご挨拶するだけで、みんなウェルカムな雰囲気になれます。その後も気持ちよく関われると思れますし、スマホをみてるより絶対いい。
そこに気が付いていると、わが子の様子がいろいろ知れるのではないかと思います✨
我が子の好きな遊びはなんだろう?
お友達と関わりたがっているなんて、成長しているなぁ。
今日は、順番が守れたなぁ。
小さい子にやさしいなぁ。
以前も書きましたが、パパたちが生涯子供とすごせる時間は、たったの3年4か月です(詳細はブログへ)
あなたは、一緒に過ごせる時間を、どのような時間にしますか?
もしくは、パパたちは「少しでも自分が疲れにくい遊び方」を知らないのかもしれないと思いました。
あるんです、少しでも自分が疲れない方法。私の場合ですが。
その手が使えない場合もあるのですが、その話はまた今度、ブログでお話したいと思います。
そして、私もママ友と話し込みすぎて様子が見れてないときもあるかもしれないので、
自分も気を付けようと思ったのでした。