育児に関するQ&A

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パパが家事育児をする時間ってどのくらい必要? イクメンといえるのは?

毎日、朝から晩まで働いてくれるパパ。そんなパパも家事や育児に関わることが求められ、実際にイクメンと呼ばれるパパが増えてきています。でも、いったいどのくらいの時間を家事や育児に割いているのか、気になりますよね。

そこで、株式会社ドゥ・ハウスと子育て支援サービス「すいっち」の調査結果(2018)をもとに、パパの家事育児に関わる時間について考えてみました。

パパが家事育児をする時間ってどのくらい必要? イクメンといえるのは?

平日に家事をできる時間は1時間未満、休日は1~2時間が最も多い

株式会社ドゥ・ハウスと「すいっち」の調査では、パパが平日に家事をする時間は1時間未満、休日は1~2時間が最も多くなっていました。

平日は1時間未満なのは仕方ないですが、休日はもう少し多くてもよいような気もします。積極的に関わるパパなら、もう少し多いかもしれませんね。

平日に育児に関わる時間は1時間未満、休日は3~4時間が最も多い

育児に関わる時間は、平日で1時間未満、休日で3~4時間となっています。こちらも、平日は帰ってから子どもが寝るまでの時間は限られていますので、1時間未満というのは妥当なところでしょう。休日は家事よりも多く、3~4時間となっており、やはり、子どもとの関わりを大事にしている様子がうかがえます。

また、5時間以上育児に関わっているパパの割合は家事に比べて多くなっており、家事より育児優先となっているパパも多そうです。休日くらいはママを育児から解放してあげよう、というパパの思いが見えてくるようですね。

イクメンの定義って?

家事や育児をまったくしないパパは、全体でみるとそんなに多くないことがわかります。ママよりは少なくても、少しでも家事や育児に関わろうとしているパパがかなりいる、ということですね。

では、どれだけ家事や育児をすればイクメンといえるのか?イクメンの定義とは?となると、一概には言えません。家庭によって事情が異なるからです。

ママが働き、パパが主夫をしている場合は究極のイクメンといえるかもしれませんが、そういう家庭は少ないでしょう。また、仕事が忙しくて時間が全く取れないので全然関われない、でも、ママの話を聞いたり、サポートしたりしている、という場合もあります。

これだけすればイクメンという明確なラインは存在しないのです。

大切なのは家族がみんな満足していること

最も大切なことは、ママもパパも子どもも満足していることです。思いやる気持ちがお互いに届きあい、パパは頑張ってくれている、ママもよくやってくれている、ありがとう、という気持ちで満足して毎日を送れているかどうかということです。

パパとママは大人同士なので、お互いの気持ちを理解しやすいですが、問題は子どもです。赤ちゃんの頃はさほどではなくても、少し大きくなれば、パパが関わってくれないと不満がたまったり、パパはあまり自分に興味がないのだと感じたりするかもしれません。そんな時はママが、パパの忙しさや普段から子どものことを考えていることなどをしっかり話してあげましょう。パパも子どもに無関心ではないことを知らせるために、忙しくても少しでも言葉をかけたり、スキンシップを図ったりすることを忘れないようにしたいですね。

今の日本の社会では、パパが十分に子どもに関われない、家事もできないという家庭が多くても仕方のない部分があります。しかし、そんな中でも短時間でもいいので、できることを見つけて小さなことからやってみましょう。ママはそんなパパの「やる気」を見ているのです。

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