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本日の育児情報 2017年5月23日 日本経済新聞夕刊より

スマホ育児 依存に注意!  ~1日1時間を目安に、親子の会話心がけて~

幼児や小学生の段階からスマートフォン(スマホ)に接する子どもが増えている。4月22日、鹿児島県の志布志市幼稚園で、子どものスマホ利用についてセミナーが開かれた。セミナーは同幼稚園の依頼を受け、インターネットの安全利用を促すNPO法人イーランチ(静岡県焼津市)が主催した。同法人の桑原光子理事は、子どもがスマホを使うことに対し、「発育上、いいことはない」と懸念する。視力が落ちたり、興奮して眠れなくなったり、運動量の減少にもつながるという。幼稚園の原口済園長は、「保護者の間でスマホを使わせれば育児が楽という声をよく聞いた。このままでは危ないと思った」と話す。

スマホ育児に不安を抱く親が多い中、学識経験者などで組織する「子どもたちのインターネット利用について考える研究会」(子どもネット研)が未就学児を持つ親へスマホ使用の経験をたずねたところ、総務省の調査よりも比率が上昇。各年齢で20%以上も高くなった。

一方小学生では自分のスマホを持つ子どもが多くなっている。「高学年に限れば半分は持っている。」と話すのは練馬区立大泉第二小学校の鈴木祐一副校長。「自分のスマホなら時間の制限なく使える。そうなると依存が心配だ」と話す。練馬区は対策として、1時間分の授業時間を割き、スマホの使いすぎを注意するため、5年生を対象に「情報モラル講習会」を開いている。鈴木副校長は「スマホの使い方をもっと勉強したいと希望する児童もいる」と成果を語る。

ネット依存の啓発団体「エンジェルズアイズ」代表の遠藤未美季子さんは、「ここ数年は中学、高校だけでなく、小学校からの講演依頼も増えている」と話す。原因の一つとして格安スマホを挙げる。「料金が安く済むのであれば、早くから持たせようと考える親が増えたのでは」とみる。遠藤さんは、「スマホが家族の会話を奪うのではなく、子どもへの無関心や放置がスマホへの依存を生む」「共働き家庭が増え、親が子どもと接する時間が減っている。スマホを使うことで、その時間をさらに削るのはもったいない」と指摘し、「使いすぎを心配する保護者には、子どもと話す時間が減っていないか気にかけてほしい」と話す。スマホを与える際には、子どもとのコミュニケーションに気を配る必要がありそうだ。

 

つぶやき・・・・ホーリーも今では財布と同じくらいスマホが大事!子どもには「スマホは買うたらあかん!お母さんの貸したるで~!」と言ってごまかしているが、自分はますます依存度が増してスマホに操られている。親がどう使ってるか、子どもはよく見ている。子どもに制裁かけるなら親も自粛しなければ。。。

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