本日の育児情報 2017年5月15日 日本経済新聞より
こどもにはゆっくり話す
昨日は母の日だった。子どもからプレゼントをもらった母親も多いだろう。このように感謝の気持ちを伝えられると嬉しくなる。一方で、子どもが思うように反応しないと、つい感情的になってしまうこともある。子どもに一生懸命話かけても、途中から話に関心を示さなくなり、別の遊びに関心を向けるようなことがあると、子どもから嫌われているようで寂しくなる。そうした時に、子どもときちんと向き合って話しかけることが大事だと育児書で読んだりすると、自分が母親失格のように思えて自信がなくなってくる。
そのようなときには、話す文章を短めにして、ゆっくり話してみるとよいようだ。子どもは、話が長くなると最初の文章を忘れてしまい、話についていけなくなることがあるという。そのために他に関心が向いてしまう。だから、子どもとの会話では短い文章で、子どもの反応にあわせてゆっくり話すと良いというのだ。言われてみれば、大人同士でも短い文章で話した方が分かり合えるという体験をすることは少なくない。
このことを私は、言葉を中心とした発達の様子を研究する日本医療研究開発機構の研究班が、調査に協力した親に送るメールマガジンで知った。子どもが思うように反応しないと戸惑って、あれこれ悩みやすい。子育ての具体的な情報に触れられれば、落ち着いて子どもに接することができるようになる。(認知行動療法研修開発センター 大野裕)
- つぶやき・・・・・ホーリーは子育て中、時間に追われてたから、自分のペースで機関銃のようにしゃべってたというか、言い放ってたかと。。。子どもが話の途中でどこかへ行ってしまったことが何度もあって、話の聴けない子どもかと悩んでたけど、話の内容を忘れてしまうんやね。配慮が足りなかったわ~。