アメリカでの妊娠・出産 振り返り①
現在娘は5カ月半。
あっという間に5カ月半経ちましたが、忘れないうちにアメリカでの出産について簡単に書いておこうと思います。
まず、アメリカと日本は医療制度が全く違うので、驚きの連続を通り越して、怒りと不満ばかりでした(笑)
今、出産を終え、落ち着いて振り返ると、妊娠・出産とアメリカでできて本当によかったと思います。
日本とアメリカの妊婦健診の違いについて書けばここでは書ききれないぐらいたくさんあります。
一番びっくりしたのが、超音波(エコー)は、全妊娠期間を通して、3回ほどしかしないのが、普通だそうです。
私は、ついつい担当のドクターに「日本では毎回するのにしてくれないのか!?」って言ってしまいました。ドクターも、そんなこといわれても~という顔をしていましたが、そりゃそうですよね。アメリカは保険でカバーできることとできないことがが事細かに分かれていて、とてもややこしく、いい保険に入っていればいい治療が受けられ、そうでなければ、そこそこの治療しか受けられないというシステムなのです。もう病院も保険会社もビジネス色が強いなあという印象です。
日本とアメリカの妊娠・出産で一番大きな違いといえば、健診に行く病院(クリニック)と出産する病院(ホスピタル)が別という点でしょうか。健診は近くのクリニックに行って、出産は担当ドクターが病院を指定します。出産する病院は病院とは全く思えず、高級ホテルのようでした。日本みたいに薬品臭や病院独特の臭いが全くしなくてともきれいでした。
私が妊娠中一番心配していたことは、出産して2泊して退院させられることでした。たった、2泊ですよ。出産して退院するまで、体休めるなんて全くできませんでした。もうひたすら、いろんな書類にサインさせられ、スタッフが入れ替わり立ち代わりずっと来て、そして、追い出されるように退院です(笑)日本では考えられないですよね。
私は、生まれて初めての妊娠・出産を通して、主人に対する愛情がすごく強くなりました。妊娠するまでは、・・・っという感じだったんですけど(笑)特に、私達夫婦は日本人の私がアメリカに来ているので、主人がとてもとても頼もしく頼りになりました。出産も立ち合ってくれて、私よりも頑張っていました。結婚して今までで、一番主人のことが「頼りになる!」と思った出来事でした。