自転車乗れたら7歳長女が変わった話
7歳長女は、とても慎重派でがんこ。
転びたくないから外では無駄に走らないし、
できないことはやらない。
新しい挑戦が苦手な子だった。
年長さんのとき、商業施設でかわいい自転車を見つけて、
「自転車が欲しい!」と勢いで自転車を買ったが、
練習して難しいことがわかり、結局乗らなくなった。
ストライダーは乗れたから後輪に玉コロをつけなかったけど、
「つけて欲しい」
「そうしたら乗れる」
と懇願され、
去年の夏くらいに玉コロをつけて公園で練習するようになった。
が、玉コロを取る決断がずっとできず。
「だって怖いもん」「転びたくないんだもん」とずっと玉コロつけて公園でガラガラと自転車に乗っていた。
この間、自転車をもって公園に行った時、
自分より小さな子が玉コロなしの自転車に乗っているのを目撃し、
「あの子すごいなあ」というので、
「長女ちゃんも、もう玉コロなしでいけると思うで」
「いつかは玉コロとって練習する時がくるし、今度とってみようや」と伝えると、
「わかった」というてくれて、
昨日ついに玉コロを外すことになった。
直前は「やっぱり取りたくない」とごねていたけど、半ば強引に「いや、もうとっちゃおう!」と外し、旦那とこどもたちは公園へ。
わたしは夕飯づくりをしながら、帰宅を待っていた。
1時間半後、帰ってきてすぐ、「乗れたよ!」と嬉しそうに教えてくれた7歳娘。
えーーーー!すごいやーーーーん!
と旦那が撮ってくれた動画を見せてもらい、
「ほんまや!」
「すごいすごい!」
「ようがんばったなぁ!」
「ドキドキ、乗り越えたなぁ!」
「これからできないことも練習したらきっとできるようになるで!」
「すごい、かーちゃん嬉しいわ!」
と喜びをたくさん言葉で伝え。
わたしも本当に嬉しかったのと、
「ここで慎重派な彼女に成功体験を!」と思い、
出し惜しみせず全部言語化して伝えた。
すると、今度は「編み物やりたいな」と
先日ちょっと投げ出した棒編みを食卓で練習し始め。
一つできるようになると、
できないと投げ出したことも、
やってみようと思えるんだなと。
「すごいやん!」
「こないだよりできるようになってるやん!」
とここでも伝え。
寝る前、大好きなテレビの時間を短縮してチアダンスの練習がしたいというので、
わたしが促してやり始めることが多いチアダンスを自ら練習を始めていて。
練習すると、いつかできるようになる。
できるようになったら嬉しい。
できることを増やしたいから、またやる。
1日で実体験をもとに少し変わった7歳娘を見て、
かわいい!
めちゃくちゃ単純でいい!
こういう素直さがいいんだな、こどもは!
と私も嬉しくなったのでした。
できなくても、できないイメージよりできるイメージを育てていきたい。
できないときは、わたしはできないんだと早々に諦めるんじゃなくて、
やったらいつかできると、少しだけでいいから思って欲しい。
自分の可能性を信じられる子になってほしい。
ここが難しいなぁとおもてたけど、
少しだけ自信がついたかな?
まだまだ身長派の特性は強いけど、自分を信じられる体験が増えた気がして、私も嬉しくなった日だった。