育児に関するQ&A

ブログ・コラム「じゅんちゃんの育児ダイアリーfrom USA」執筆のブログ記事です

移民の国アメリカでの子育てで思うこと

最近は、新トランプ大統領の政策でこれからアメリカはどうなるのか、世界はどうなるのか、毎日ニュースに釘付けの生活になりつつあります。

私も、日本国籍保持者の、グリーンカード保持者であり、移民問題は他人事ではありません。ミックスベイビーの娘は、アメリカ国籍と日本国籍を持っています。娘はこれからアメリカで生きていくうえで、娘にとって不利になるようなことは親としてさせたくないと思いつつ、これからの娘の子育てについて、不安が全くないわけではないです。

さて、昨日は、メキシコ人のお友達がナニーをやっているのですが、そのナニーしている子の1歳のお誕生会に呼ばれて行ってきました。ナニーとは、ベビーシッターのようなもので、ここテキサス州では、ナニーと言えば、メキシコ人!というぐらいかなりの確率でメキシコ人がナニーをしています。

昨日の誕生会は、私を除けば、ほぼメキシコ人ばかりでした。昨日の参加者は、多くの人が自分がナニーをしているところの子供を連れてきていました。メキシコ人は、子供が本当に大好きです。誰の子供も隔てなく自分の子供のようにかわいがります。そして、おしゃべりも大好きですが、とても働き者です!トランプ大統領がメキシコとアメリカの国境に壁を作る計画がありますが、どうなることやら…。私の知る限りのメキシコ人はとてもとても働き者です。もしメキシコ人がごっそりアメリカからいなくなったら…と考えたら、アメリカどうなるの?という感じです。

さて、昨日の参加者の子供達は、黒人であったり、南米系であったり、白人であったりと色々です。両親は英語しか話せないから、ナニーにあえて、スペイン語で子供達に話すようお願いするところも多いそうです。いろんな肌の色の子供達が無邪気に一緒に遊んでいる姿を見るのは、親として本当に嬉しいものです。移民の国アメリカならではだなあと思います。日本だとまだまだ「ハーフ」「ハーフ」と珍しがられたり、「外人」「外人」なんて呼ばれるかもしれないですね。私は、この移民の国アメリカでの子育てを通して、娘が幅広い視野を持ち、偏見などを持たない大きな人間になってほしいなと思います。

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