関東で話す、関西弁
昨日の皮膚科で、とてもうれしいことがありました。
私の行きつけの皮膚科(居酒屋みたい)は、
この辺りでは一つしかないため、いつも人が多いです。
昨日も早めについたのに、7人待ち。
娘は相変わらず、待合室をうろうろしていました。
患者さん向けのパンフレットを何枚か頂いたり(頭皮ケアとじんましんのパンフレットでした。確かに髪の毛は少ない方なので気になったのかもしれません)、
人形をいくつもそばに置きたがったり、段差を上り下りしたり。
そのたびに私は
「パンフレットは1枚だけやで」
「お人形は1つやで」
「ちょ、それさわったらあかーん!(空気清浄機)」
と関西弁で制していました。
すると、お会計が終わった子連れのママさんが、「大阪の方?」と。
「はい、大阪です」と答えると、「私も大阪住んでました!」と言ってくださって。
「え?!そうなんですか!でももう帰らはりますよね涙、お大事に~~~」と、一瞬でしたが声をかけてもらいました。
少し、空いた椅子に座っていると、隣の女性が、「関西弁、あったかいね、懐かしい。私、京都に10年住んでいたんです」と。
「そうでしたか!なかなか言葉はなおせなくて」というと、
「言葉はほんとに違うものね。初めは私も怖く感じたけれど、でも関西を離れる時はとても寂しかった。そのうち慣れるわよ」
「こっちの電車、車両が多くて長く感じない?戸惑うよね」
ご自身の転勤の話を、少し話してくださいました。
最後に、「突然ごめんなさいね。久しぶりに関西弁聞けてよかったわ~」といって帰って行かれました。
関東での関西弁の評判は、あんまりよくないのかな、と思っていました。
きっと、怖く聞こえる方もいてはるやろなと思います。
でも、昨日はすごくすごくすごく暖かい言葉をかけてもらえて、とてもありがたかったです。
そして、関西弁に反応してもらえると、なんだか、「仲間がいた!」と親近感がわきます。
逆に、私も関西弁話してる人見たら反応しちゃいます。方言って、ヒトとつながるきっかけにもなるのかもと、感じました。
関東で話す関西弁、もしかしたら、案外悪くないのかもしれません。
なんでやねん、とか、外でいうてみよかな。。。