家事に育児に仕事!ママだけじゃない、パパのワンオペ育児の悩み解消の秘訣
最近よく聞くワンオペ育児。ワンオペ育児というのは、何らかの事情により、一人で育児や家事、仕事をこなさなければならない状態を指します。
一般的にはママのワンオペ育児がよく取り上げられますが、ここではパパのワンオペ育児について考えてみます。
病気やケガなどの事情があってママが育児や家事に取り組めない、父子家庭で頼る親戚がいない、ママの仕事がとても多忙でパパがメインで家事も育児もしている。そんな家庭もたくさんあることでしょう。
パパだって、ママと同じくワンオペ育児に疲れ、ストレスを抱えてしまうことがあります。
そんな時のストレス解消、問題解決方法についてまとめてみました。
自分の心の持ち方をチェンジ!
ワンオペ育児に疲れ切っているパパ、あなたは家事も育児も仕事も、完璧にしようとしていませんか?そして、どれも中途半端だと自分を責めていませんか?男だから弱音は吐けないと思い詰めていませんか?
そんな時は心の持ち方を変えてみることをおすすめします。
頑張っているパパはスゴイ
世の中ではママに育児を任せきりになる場合が多いというのに、ワンオペ育児をしているパパは「スゴイ」のだと自覚しましょう。まずは頑張っている自分を認め、ほめてあげましょう。
完璧にできる人はいない
そして、すべてに完璧を求めるのはちょっとストップ。もっとできるはず、頑張らなくてはと思う気持ちがストレスを増大させます。
今の日本では、パパの育児と仕事の両立が難しい場合も多々あります。例えば、同僚が残業している中、子どものお迎えだからと自分だけ帰るのは気が引けることでしょう。人に頼ることで迷惑をかけるかも、どんな風に思われるだろう、そんな気持ちになることが多いかもしれません。
でも、すべてを完璧にできる人はいません。時には人に頼り、また開き直ることも必要です。
パパだって愚痴や弱音を言っていい
男性は強いものというイメージから、弱音を吐くのはみっともないと思う人もいます。でも、男性だって時には愚痴を言ったり、弱音を吐いたりすることも必要です。
たまには周りの人に話を聞いてもらいましょう。話を聞いてもらうだけでも少し気が楽になります。また、思わぬ解決ができたり、援助を得られたりすることもありますよ。
特に、ママはパートナーで子どもの母親でもあります。二人で問題を分かち合い、パパの気持ちや状態を知ってもらうことはとても大切です。
職場の問題を解決しよう
職場が遠い、残業が多い、育児への理解がないなど、育児や家事との両立が難しい職場なら思い切って転職も考えてみましょう。
「正社員なんだから、そう簡単に転職できない」という方も多いかもしれません。でも、ハードな職場とワンオペ育児で体を壊しては元も子もありません。自分の特技や資格などを生かせる仕事がないか調べてみる、同じような業種で働きやすい職場を探すなど、前向きに取り組んでみましょう。
パパだって仲間を作ろう
ママ友って知っていますよね?パパもできれば育児仲間を作ってみましょう。
同じマンションの人、同じ職場の人など、あちこちで作ることができれば、助け合ったり、話をしたり、情報交換したりとたくさんのメリットがあります。
男性は女性よりもそういう仲間を作るのが苦手な人が多いようです。しかし、孤立してしまうとストレスをため込みやすく、子どもにも悪影響を及ぼしてしまいます。
「そうはいっても、まわりにワンオペ育児してるパパなんていないよ」という場合は、ネット上でもかまいません。育児サイトをのぞいてみたり、パパが書いているブログにコメントしてみたりすれば、仲間を作るきっかけになるかもしれません。
また、地域の育児セミナーに参加するのもおすすめです。
ぜひ、積極的に育児仲間を作り、交流を図ってみてください。
ワンオペ育児で悩んでいるパパ。いつまでも子どもは小さいままではありません。大きくなって、パパの手助けをしてくれる時がきっときます。
今の育児を楽しむことを忘れずに、工夫しながら乗り切っていきましょう。