子育てを楽しめるママになろう!あなたは独りじゃない
パパの育児休業休暇の取得率はいまだに低迷し、ママにかかる育児の負担はなかなか減らない日本。せめて実家に頼りたい、そう思っても実家と折り合いが悪かったり、そもそも遠すぎて頼れなかったり、そんなママもたくさんいることでしょう。一人で育児をすることは大変なことです。
昔は3世代同居も多く、みんなで育児をしたり、地域ぐるみで子育てをしたりとママの負担は分散されていました。核家族化が進み、地域のつながりも薄くなってしまった現代で、楽しく子育てすることは難しいのでしょうか。
答えは「いいえ」です。独りぼっちという思い込みをすて、まわりに働きかけてみれば意外と道が開けます。
育児は大変だな…と思っているママが、子育てを楽しめるママに変わるためのポイントをいくつかご紹介しましょう。
まずはパートナーであるパパに相談しよう
なんといっても、まずはパパに相談してみましょう。
ママが何も言わなければ、特に何も問題ないと思われてしまいます。一人ですべてをするのがいかに大変か、真剣に聞いてもらいましょう。そうすれば、パパも休みを増やして育児に参加してくれたり、ママが一人になる時間を作ってくれたり、きっとパパなりに助けてくれるはず。
また、パパが育児に関わることは、ママだけでなく子どもにとっても必要なことです。子どもにとって、パパと二人だけで過ごす時間は、ママとの時とは違った刺激になることでしょう。パパも仕事の時とは違う見方で物事を考える、いい機会になります。
子育てサポートなどの支援団体に登録する
最近はNPO法人などが、子育てサポート支援をいろんな地域で行っています。子どもを一時的に預かってくれたり、子育てカフェや子育てレストランなど、子どものいるママ同士で交流できる場所を提供してくれたりもしています。
ぜひ、そういう子育てサポートに登録してみましょう。ママ同士の交流ができるだけでなく、主催者側の職員の方やボランティアの方が育児の相談相手になってくれることも期待できます。また、積極的に外との関わりを持つ、いいきっかけになるでしょう。
地域の人とも交流し、頼れる人を作る
都会ではなかなか難しいかもしれませんが、郊外や田舎に住んでいれば、積極的に地域の人と関わることをおすすめします。
子育てをたくさん経験してきた高齢女性などは、親しくなればいろんなアドバイスをしてくれることでしょう。また、たがいにおすそ分けしあったり、井戸端会議をしたりするような仲なら、子育ての強い味方になってくれるはず。遠くの実家より頼りになることもあります。「遠くの親戚より近くの他人」って言いますよね。
独りで育児を抱え込むのはとてもつらく、疲れることです。でも、あなたは独りではありません。
子どもといると、家の中ばかりに目が行きがちですが、外にも目を向けてみてください。あなたを助けてくれる人が、きっと見つかりますよ。
そんな人たちと心でつながって、子育てを大変なものから楽しいものに変えていきましょう。