「赤ちゃんの心のできかた」について
2人の子育てを経験しました。特に小さな時は、おしゃべりもできないので、つまらないなあと思いながらも、こちらから一方的に話しかけはしていましたが、本当のところよくわからずにいました。でも、赤ちゃんの頭の中が妙に気になり、「赤ちゃんの心のでき方」について調べることにしました。
出生時・・・「興奮」のみ
生後3ヶ月・・・「快」「不快」
生後6ヶ月・・・「快」「不快(怒り、嫌悪、恐れが加わる)」
1歳児・・・「快(得意、愛が加わる)」
1歳半・・・「快(愛に対児童、対成人が加わる)」「不快(嫉妬が加わる)」
2歳・・・「快(喜びが加わる)」
ここで、ポイントになるのは、2歳までの喜びを感じる半年前に「不快(嫉妬)」の感情が芽生えていること。
乳幼児の情緒の分化について唱えたブリッジズ(1932年)によれば、生後6ヶ月~生後8ヶ月の間に「基本的感情」が全て出揃うとされており、その「基本的感情」とは、
苦痛⇒悲しみ・嫌悪⇒怒り、恐れ
興奮⇒驚き
満足⇒喜びの6つの感情をいうのだそう。最近では、6つの感情は生後6ヶ月までにほぼ発達するといわれていて、そのためには、赤ちゃんの認知能力の発達、親子の愛着関係の発達が上手く進んでいることが大切なんだとか。赤ちゃんはおしゃべりはできなくても、快、不快はわかっていて、小さいのに嫉妬もするんだだね~。たっぷり愛情を注ぐことは、赤ちゃんの感情を育むのに大切だったんだ!今初めて知ったよ~😭
「手に取る様に発達心理学がわかる本」かんき出版 目白大学教授 小野寺敦子著 参照