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本日の育児情報 2017年6月2日 広報とよなか6月号より

 子ども食堂  ~地域みんなで子育ち・子育て~

子どもたちの食欲に驚き

「いただきます!」手作りののれんが掛けられた教室に、子どもたちの元気な声が響き、笑顔があふれます。「午後5時に子どもが一斉に集まって、みんなでご飯を食べます。おかわりする子どもも多く、食欲にいつも驚かされます」と野畑校区福祉委員会会長の長谷川元治郎さん。

野畑小学校で月1回開催される「みんなの食堂」は、平成28年11月に始まった「子ども食堂」です。放課後子どもクラブの午後5時以降の延長の子どもたちが対象で、迎えに来る保護者や兄弟姉妹も利用できます。メニューは子どもたちに大好評のカレーライス。「当日は午後1時半に学校に集合し、米とぎ、野菜の下ごしらえ、調理をしているとあっと言う間に午後5時になります。カレー60人分とあって、食材の調達から調理まで大忙し。でも、量をたくさん作るとおいしいんです。」と笑顔で話すのは調理担当の同委員会ボランティアの皆さん。食堂のセッティングを含めて毎日10人ほどのボランティアが参加します。

子どもたちの笑顔が見たくて

みんなで食べると会話も弾み、食欲も笑顔もますます増える。子どもたちはご飯をよくおかわりするので、最初の頃は慌ててパックの米を買いに走ったことも。この食堂では、家で話にくかった悩みをぽろりと話す子もいるそう。月1回くらいは、食事をして帰り、家族でゆっくりした時間を過ごしてもらいたいとの思いでスタートした「みんなの食堂」。今では、子どもたちにとって新しい居場所になっています。最後に大きな声で「ありがとうございました」と子どもたち。ボランティアメンバー全員も笑顔になりました。

子どもが1人でご飯を食べる孤食防止の場や、子どもが世代を超えて地域のたくさんの人と交流する場となる子ども食堂。地域のボランティアが食事を作り、提供してくれます。食を通して、子どもと地域がつながる取り組みです。平成29年に3月に市社会福祉協議会が事務局となって、子ども食堂ネットワークを作り、各団体の実施状況や課題などを話し合いました。今後は子ども食堂マップや運営者向けのリーフレットを作成するなどさらに輪を広げていく。

 市は「豊中っ子 健やか育みプロジェクト」を掲げ、子育て中の共働き世帯やひとり親家庭、転勤で初めて豊中に引越してきた世帯などに、子育てがしやすい環境を整えることをめざし、さまざまな事業を展開しています。(こども政策課)

つぶやき・・・・・豊中にも「子ども食堂」ができたというニュース。「たくさん作るとおいしい!」「みんなで食べるとおいしい!」同じ食材なのに不思議。。。忙しい大人も頂けるという嬉しいサービス「子ども食堂」。もっともっと拡大してほしい。。。

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