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本日の育児情報 2017年5月13日 切り抜き速報健康りてらしぃ2017年5月号より

軟食 歯並びに悪影響

かむ運動のパターンと歯並びの関連性を研究している日本大松戸歯学部の葛西一貴教授は、何を食べても縦方向の動きしか見られない子は、左右の動きが身についていない。さらに、歯を単純に上下に動かすかみ方しか知らなければ、小学校高学年になるにつれ歯並びが悪くなる可能性が高まると指摘する。

近年、歯並びの悪い子どもは増加傾向と言われている。厚生労働省の歯科疾患実態調査をみると、12~15歳でデコボコ状態の歯並びをしている割合は、2005年の35%から11年は44%になった。

学童期がカギ

歯の位置がほぼ決まるのは、乳歯から永久歯に生え変わる学童期。葛西教授は、小学校6年間にわたって児童の歯並びを調査した。生え変わり始めの1年生の時は、乳歯より永久歯が大きいため総じて歯並びがデコボコして悪い。だが、6年生まで継続調査できた44人をみると歯並びの状態は2パターンに分かれた。半数は自然と改善が見られ、残り半分は前歯がねじれるなど更に悪化していた。結果のの違いは、正に歯を左右に動かすかみ方が出来るか出来ないかと密接にかかわっていた。葛西教授によるとかむ際に歯を左右に動かす刺激こそが下あごで内向きに生える奥歯をまっすぐな角度に変えていき上あごの横幅の成長を促す。歯の並ぶスペースが広がり、永久歯に生え変わってもきちんと収まり、正常な歯並びにつながるのだ。 下の奥歯の角度の変化は、縄文人と現代人の下あごの骨をCT画像で比べると、縄文人はまっすぐなのに対し、現代人は八の字のように内側に傾いたままである。葛西教授は、「世間ではよく『昔より顎が小さくなったから歯並びが悪い』と言われるが、下あごの骨自体の大きさは変わらない。現代人の方が(歯が内側に傾いているため)歯列の周長が長くなっているのが原因」と説明する。 歯のかみ方や並び方にも軟らかい食べ物ばかりの食生活へと変化し、硬いものを食べる時の歯を左右に動かす機会が少なくなっていることが影響しているのだ。

多様な食経験を

時代ごとの食事を再現して、1回の食事当たりのかむ回数を比較した研究によると現代(ハンバーグ、パンなど)は620回程で、弥生時代(カワハギの干物、くるみ、もち米のおこわなど)の6分の1、昭和初期(麦飯、たくあんなど)の半分以下になっていた。和洋女子大の柳沢教授は「脂肪の摂取量と加工食品の利用が増えたことで、かむ回数は減っている」という。 脂肪分は口の中で溶けるうえ、多くは食べないのでかむ回数が減る。また、同じ素材でも調理法によってはかむための調理法によっては筋肉の活動量が変わる。1.5センチ大のものを2分の1サイズにに切ると12%、8分の1サイズだと40%程減る。加工食品は品質均一化のため素材が小さく軟らかく調理されやすい。

食べ物の好みのベースは幼児期に育まれる。柳沢教授は、「子どもにさまざまな食感や味を経験させていくことで、軟らかいものから硬いものまでかむ方法を学び、軟らかいもの以外でもおいしいと感じるようになる。かんで食べる能力は自然につくものではない」と話す。現代の食事は、栄養摂取に手軽な野菜ジュースといった液体が用いられがちだ。「さらにかむ作業が抜けてしまう」と危惧する。

歯並びは見た目だけの問題ではない。重なり合った歯の汚れから歯周病になれば、歯を失いかねない。歯の残り方で認知症のリスクが変わるという調査報告もある。歯並びはあなどれない。

 

つぶやき

ueは子どもの歯並びを気にしていたけど、自然に任せていた方だった。こんなにもかみ方や食べ物のの硬さや軟らかさが関係していたとは知らなかったな。気を付けていきたいです。

 

 

 

 

 

 

 

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