母のパニック障害を、小2長女に伝えた話
夏休みが始まりましたね~!いやぁ。暑い!
家でこどもと過ごしているママさん、学童で毎日お弁当作っているママさん!
お疲れ様です~!
我が子は二人とも自宅で過ごしています。
暑くてお昼間外に出れず、子供たちの夏の思い出をどう作るか、毎日どう過ごすか、家をどう回すか…頭を悩ませています。
昨日は17時半から外に出て、水たまりで遊んでみました。
大きく特別なことではないけれど、いつもできないことをしてみながら。
毎日元気に過ごせたらいいなと思います!
さて、今日は私のパニック障害について、小2長女に伝えたお話。
わたしの体調を不思議に思った小2長女が、私に質問してきてくれたタイミングで伝えてみました。
私のパニック障害のきっかけ
去年の夏、初めて救急車にお世話になったことがありました。
喘息発作だと思ったら、疲れが溜まっていて過呼吸だったという話でした。(その時のブログはコチラ)
パニック障害は、大人になってから発症して。
元々、なんでも全力でやる性格で、好きな仕事のことも周りの人たちのことも全力で取り組んだ結果、あるとき通勤電車で呼吸ができなくて発症しました。
今思えば、突然なった、というより前兆はあって。
動悸が続いたり、夜中に眠れなくなったり、うまく休めてないのかなという感覚はずっとあったんやと思う。
数年かけて結婚するときには落ち着き、メンタルクリニック卒業ももらったのですが、
結婚後長崎転勤を気に再発。
長崎は、土地の雰囲気が今までのところと違いすぎて、寂しくて、当時3歳だった上の子が引っ越してから「前のお家に帰りたい」と外に出なくなり。
色々つまづいてきて、感情的に怒る違和感を覚えて、だんだん呼吸も苦しくなってきて、受診しました。
とても疲弊していたところでの再発やったと思います。
その後、また1年かけて内服を卒業したものの、下の子が産まれてからまた再発。
この時は、コロナとか役員とか色々あって、そこからずっとスッキリ治らず、メンタルクリニックにお世話になっています。
普段は、こどもたちが幼稚園や小学校の時間に受診しているけど、長期休みはたまについてきてもらうこともありました。
「かーちゃんのお話を聞いてくれるお医者さんにいくの、ついてきてくれる?」と伝え、わたしの話を一緒に横で聞いてくれて。
上の子が大きくなってからは、診察室で話を聞かせるのもなぁと思って、『ここでこどもを待たせています』とスタッフさんに伝えて、待合室でこどもたちに待っててもらうこともありました。
大きな発作はこどもに見せてなかったつもりやったけど、
やはりずっと一緒に過ごしてると、上の子は「かーちゃんのしんどいには色々ある」ということに気がついてくる。
今年、肺炎で入院したり、起業したり、下の子の幼稚園で役員になったりして、
自分で選んだことだけど、だいぶコントロールできてきていても、体調の変化も出てしまうところがあって。
じわじわ、母のしんどいの違和感を、長女はかんじていたようです。
先日、『去年の夏、かーちゃん救急車にのったよね』と話をしているとき、突然聞かれました。
「あのときのかーちゃん、息がはーはーしてて変だったよ」
「肺炎の時とは違ったよね」
「私も喘息だけど、あーなっちゃうのかな?」
ここは、伝えるタイミングなのかもな、と思ったので、素直に伝えることにしました。
「かーちゃんは、喘息のほかにパニック障害という病気があるんよ。あの時は、パニック障害がでちゃったみたい。」
「とっても疲れてるときに頑張りすぎると、でてきてしまうの」
「気持ちがドキドキしたり、呼吸がうまくできなくなったりするの」
「でも、普段は全然元気で、命に関わることは全くないの」
お話を聞いてくれるお医者さんは、その治療のためにいっていること、
そこに行っていればひどくならないこと。
しんどくなっても、お薬飲めばすぐ治るから大丈夫なこと。
酷かった時のはなしも、少し聞いてもらいました。
電車が怖かったけど、今は表参道に娘と美容院に行くのが大好きなこと。
ちょっとしんどい時は、ひとりで座ったり、お薬飲んだり、ハグしてもらったりすれば、落ち着くから心配しないでね、と。
小2長女は、少し心配そうな顔をしていたけど、一生懸命きいてくれました。
「またしんどくなったら、少し助けてもらうことがあるかもしれん」と伝えると、「わかった!」「ハグしてあげるね!」と。
その後、ワンオペ続きで夜ヘロヘロになってきた私を見つけたら、「すごいキズぐすり(今ドはまり中の、ポケモンのゲームの中で、ポケモンを元気にさせる道具にみたてて)、あげるー!」とハグしてくれるようになりました。
あぁ、夏休みに疲れてイライラしてても、私を受け止めてくれる彼女に感謝だな、と毎日思う。
わたしのいうことは聞こえないふりするときもあるし、
うるさいなぁと顔の表情で言われることも最近多いけど、
こうやってわたしのあかんとかも受け止めてくれる彼女を、私も見習わないとだな、と思いました。
話すのは少しドキドキしたけど、これが私なので。
パニック障害になったことで、自分の体調を自分で心がけるようになったのは良かったと思うから。
私も、自分のあかんとおもてるところをハグして、抱きしめて、認めていこうと思いました。