育児に関するQ&A

ブログ・コラム「おまつさんのどたばた日記」執筆のブログ記事です

我が子たちのワクチン接種を決めた話 ① 悩み~気持ちが固まるまで

皆さま、今週もお疲れ様でした。

いよいよ寒くなってきましたね。お子さんは体調崩されてませんでしょうか。

今日は、我が子の567ワクチンの接種を決めた話。

第8波がやってきましたが、我が家はまだ1度も感染していません。

ここまで流行ったら、いよいよ覚悟は決まってきているのですが、今年の夏、5歳から17歳のワクチンが勧められるようになり⁽¹⁾、秋には6ヶ月から5歳にもワクチン接種が『接種推奨」および『努力義務』が適応⁽²⁾されることになりました。

我が子が接種できるとなると、色々か心配が出てきてしまうもの。

私も、何人もの友人に話を聞き、
小児科の先生に相談し、
ネットで情報を集め、

我が家の基礎疾患情報を考えながら、こどものワクチン接種の決断をしました。

長くなると思いますが、
こういう話って、その家の判断もあるし、ワクチン受けても受けなくてもどちらも正しいわけで、なんだかママ友とこういう話はにくかったりしません?(わたしだけ?笑)

ですので、あくまで我が家の話、ということで書かせてもらえたらと思います。

長女 2歳
長女 当時2歳 長靴教だったころ

我が家の悩みのタネ

「小児は軽症・中等症で終わることが多い」という情報が多かったコロナですが、わたしの最大の悩みは『基礎疾患』があることでした。

我が家には、喘息患者が2人います。
私は、吸入ステロイドでは楽にならず点滴を必要とする喘息発作が年に1度くらいあります。

6歳長女は、普段は問題ありませんが、風邪を引くと咳がひどくなり、夜も眠れない日々が数日続く喘息患者です。毎日内服をし、寝る前は吸入を欠かせません。
体調を崩すと、咳が長く続きます。

1歳10ヶ月の次女も、咳は続きますがまだ長女ほどひどくはなく、毎日の内服はありません。でも、喘息体質かもね、と黄色信号がでている状況です。

旦那の気管支は、きっと通常レベルで問題はなく。

もし、コロナにかかったとき、1番心配なのが6歳長女でした。

私はもう4回摂取しているし、免疫はついているけど娘は大丈夫だろうか。

熱も出ないくらいの風邪でも咳がひどくて眠れなくなるのに、もしコロナにかかっても大丈夫やろ、と思うことがなかなかできませんでした。

あぁ、どうしたもんか…

そんな中で到来した第8波

かかりつけ医の考え

関東に引っ越してきて、
周りのお友達が感染し始めた第7波。
ラッキーなことに、我が家は感染を逃れることができました。

その後、下の子もワクチンが接種できるようになり⁽²⁾、まずはかかりつけの小児科に相談しました。

その小児科ではワクチン接種は行っておらず、「もしかしたら、小児科の先生は、やらなくてもいいという考えなのかな?」なんて思っていたら「後遺症の心配もあるし、私ならば我が子に打たせると思います」と言われました。
そのクリニックでワクチンを行っていない理由は、診療との兼ね合いで難しいと判断したとこのことで、反対なわけではない、ともおっしゃっていました。

ドクター イラスト

身近なママ友たちの考え

次に、こちらの幼稚園ママに聞いてみました。
こちらは、数名聞いてみたところ、「ワクチンは打たない」とのこと。

その理由は、「新しいワクチンだし、何年後かに将来的に心配。わざわざ打つのは少し不安。。。」ということでした。
「もうかかってるからいい」という方もいました。

大阪の子育てしている友人にも何人か聞いてみたところ、

「私が副反応でしんどくて大変やったから、こどもに打たせるのはかわいそうで」

「自分で罹って治した方がしっかり免疫つきそう」など

わたしが聞いた感じだと、ワクチンを打たない選択をするひとが多かったです。

私は、どの話も「わかる、わかる」という気持ちで聞いていました。

(でも実際接種したあと、こどもづてに「あの子もあの子も、何人もワクチン打ってた~」という情報があったりして、打っている人も結構いました)

また、打ったママの話を聞くと、その子も喘息もちであるのと、「小学生になるとかかりやすいかな?と思って打った」とのこと。そうよな、そうやんな、と聞いていました。

ママ友 お話

6歳長女のキモチ

もう6歳になると、親の気持ちだけではなく、本人の意思もはっきりと出てきます。

6歳娘のワクチン接種への思いは、ずっと「打たない」でした。

理由1:現状を詳しくわかっていなかった


6歳長女はかなり神経質で、小さいことでも不安に思うことが多いです。

なので、わたしはこのコロナ禍、かいつまんでの感染状況しか、彼女に伝えてきませんでした。

もちろん、感染リスクを説明したり、気をつけなあかん項目的なところは伝えてきましたが、身近なお友達がコロナになってしまってもあえて言ったりしないし(まだ6歳は悪気なく外で話してしまうこともあるので余計に)、故に彼女は「コロナは周りにはいない」という考えがありました。


わたしがなんとなく情報を落として伝えていても、彼女の耳に入ることはあるのですが、毎日必要以上にビクビクしないでいいよう、できるだけこどもの世界が維持できるように心がけてのことでした。
ですので、彼女は現状を知らないので、打ちたがらなかったのです。

極度の注射嫌い

子供で注射が大好きな子は少ないと思いますが、我が子はおそらく通常の何倍も注射が嫌いです。

予防接種なども、診察室の椅子で何度も拒否するし、3人くらいの大人に取り押さえてもらってようやく安全に接種できる感じ。

わたしも「ここまでして、副反応でしんどくなるかもしれない注射を勧めることが、心の安全なのか」わからなくなってきて、接種を強く勧めることはできずにいました。

コロナは変異したりもするし、免疫反応をすり抜けるヤツも出てくるかもしれない中で、

そこまでワクチンをする必要があるのか、彼女に強いメリットはあるのか?悩みました。

こども NO

ワクチン接種を決めた、決定的な出来事


先月、6歳長女は風邪をひきました。


発熱はせず、妹もほぼ鼻水のみの軽い風邪だったのですが、咳がやはり長引きました。


夜も咳き込んで眠れない日が数日続き、とても苦しそうな6歳長女をみて、

「このレベルの風邪でこの咳ならば、コロナはもっと酷いのではないか?かかったとき、少しでも軽い方が、彼女にとって楽だろうな」という考えに、私がなってきました。

そして、旦那と話し合った結果、

我が家はこどもたちにワクチン接種を行うことを決めました。

意外と空きがないワクチン予約

その後、6歳娘のワクチン接種の封筒だけ届いてないことかわかり(なんで今まで気がつかなかったんやわたしは)、発送してもらってから予約のチェックをしたところ、

枠が空いてるのは早くて1か月後

大人のワクチン接種とは別のところで、こどもは4歳までと、5歳から12歳まででも接種場所が分かれており、下のこと同じタイミングで接種ができないことがわかりました。

意外と予約しにくいもんなんやな、会場も別やし、連れていきにくいんやな、と実感しました。

接種時期が1か月後ということもあり、二人の分の予約を先に取り、予約後に長女の説得を試みることにしました。

長女のキモチ

困った顔 女の子

説得は長丁場になることを覚悟していたので、小出しに必要性を伝えていこうと思い、まずは入浴しながら軽く伝えてみました。

長女とゆっくり話をする場面は、入浴中かお布団の中のほうが、気持ちを話してくれる傾向にあります。
なので、まずはお風呂の中でしました。

⚫︎コロナがまた増えてくるらしい
⚫︎長崎よりも、こっちは流行るらしい。実は、もうかかってる子も何人かいるみたい
⚫︎小学校に行くと、人数が増えるからその分流行りやすいらしい
⚫︎こどものワクチンは、大人に比べてしんどくなりにくいけど、3回打たなあかんらしい
⚫︎でも、打つと軽く済むことが多いみたい
⚫︎こないだの風邪の長女をみて、お咳が長引くから、もしもかかった時に少しでもカラダが楽なように、ワクチンを受けた方がええな、と思うようになってきた

(↑ぜんぜん軽くなかったかも、、、焦💦)

6歳長女は、うんうん、と聞いてくれました。

「えー!やだなぁ」とも言っていました。

👩「妹ももちろん受けるよ」

👧「でも、受けなくてもいいんでしょ?受けなくても大丈夫なんでしょ?」

👩「うん。受けないお友達だってもちろんいるし、どっちでもええねんけどな。でも、かーちゃんは、我が家は受けといた方が良いかなって思うねんよ。6歳長女ちゃん、頑張ってくれへんかな?」

少し不安そうではありましたが、
小さい声で「わかった」と言ってくれました。

思った以上にすんなりいって、彼女なりに少しは納得してくれたようでした。

1歳10か月次女の接種はどうする?

6歳長女が打つならば1歳10か月はどうする?という話は旦那ともよくしました。

旦那の考えとしては、「6歳長女が打つなら1歳10か月次女も打つ方がいいだろう」ということでした。

1歳10か月は、マスクで防御もできないし、隔離なんて絶対できないのもありますし、

上が打つなら下の子も平等に守ってあげるべきだろう、という考えで、そこは私も同じでした。

ただ、『新しいワクチンやし、大丈夫なことが多いけど、接種後何か起こることもある』という不安がぬぐえたわけではなかったので、接種当日も少し不安は残ったままでした。


今回は、ワクチン接種を決めるまでを書かせていただきました。

次は、接種当日に出会ったママさんのお話子供たちの副反応の有無などを書かせてもらおうと思っています。

「もうインフルエンザレベルになってくる様子」という話もあれば、「まだまだ気が抜けない」なんて話もあって、やや心配性な私は少し混乱します。苦笑

どんどんなんとかなっていきますように🥺

皆様も、どうか無理なく、元気にお過ごしになられますように!

参考文献

(1)日本小児科学会 http://www.jpeds.or.jp/modules/activity/index.php?content_id=451

(2)厚生労働省 新型コロナワクチンQ&A https://www.cov19-vaccine.mhlw.go.jp/qa/0162.html

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