アイドルになった次女
皆様、お疲れ様です。
ただいま夜中の授乳が終わったところです。明日は5歳娘の週2回あるお弁当の日。おかずのことを考えていたら目が冴えてきました。
前回、「次は両膝に水がたまったことを書きます」と伝えていましたが、
今回は次女がアイドルになった話を書こうと思います。
今日は絶対『両膝に水がたまった話』が聞きたかったのに!という膝水ファンの方ががいらっしゃいましたらすみません。また後日、お楽しみください。
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次女が生後2~3か月の時から、膝が痛くて整形外科にお世話になり始めました。
この医院は、整形のほかに内科と小児科もあり、我が家は何かあるとここにお世話になっているため、先生やスタッフさんたちのことはよく知っていました。
「膝、やらかしました」とみてもらうと「リハビリが必要ですね」と言われ、可能な日は通院することになったのですが、
我が家は実家は遠方なため病院受診の際は子連れ👶が鉄則。
そしてそこのリハビリルームは大きい方ではなく、治療を受けるベットはカーテンで仕切られてはいますが、となりと距離も近い。
このコロナ禍に、よく泣きよく吐く生後3か月👶を連れての受診は、他の患者さんのご迷惑にならないか、心配していました。
リハビリは、娘を幼稚園へ送った後の午前中、幼稚園帰りに行くことにし、
オムツや履いた時のバスタオル、よだれを拭くタオル、授乳ケープ、着替えなど大荷物でリハビリに向かいました。
ですが、看護師さんをはじめ、患者さん方はとてもあたたかく迎えてくださりました。
看護師さん方は、「汚れても気にしないでくださいね」とベットにバスタオルを敷き、「よかったら授乳もしていってくださいね」と、できるだけ一番はじのベットを準備してくださりました。
治療を終え、私が準備にもたついていると、その間ベットに転がっている次女を見ていてくださいました。
患者さん方は私よりも『人生の先輩世代』の方が多く、皆さん痛くて通院されて、治療中に寝られる方もいらっしゃるだろうに、
「赤ちゃんの泣き声はパワーもらえるからうれしい」
「よその子の赤ちゃんの声はうるさくないのよ」
「お母さん気にしないでね」
「そうよ、赤ちゃんは泣くのが仕事なんだから」
と嫌な顔ひとつせずに次女がいることを受け入れてくださいました。
それから2か月、私はほぼ毎日、次女を連れてリハビリにいっています。
ただ寝転ぶだけだった次女は、今や寝返りをコロコロしながら
「あーあーあー」「うーうーうー」「あういあー」と大きな声でお話をするようになりました。
「コロナで孫に会えないからあなたにあえてうれしいわ」「いつもこの時間にくるの?また会える?」と次女に会うのを心待ちにしてくださる方、
「消毒してるんだけど、少しだけ触らせてもらっていいかしら?」と気にしながら次女の肌をツンツンしてくださる方、
騒がしい次女を見ながら目を細めて微笑んでくださる方、
「今が大変ね。お母さんえらい!」と私をねぎらってくださる方、
「なんだか大きくなったわねぇ」と次女の成長を一緒に喜んでくださる方。
そして先日、次女は
「この子、ここのアイドルやけん」というお言葉をいただいてしまいました。
この世に生まれて5か月でアイドルになれるなんて。赤ちゃんってすごいですね。
小さな命ってそこにあるだけで周りにパワーを与えるんやなぁと改めて感じました。
このように受け入れてもらえる雰囲気を作ってくださった看護師さんやスタッフさん方にも感謝やし、
あたたかく見守ってくれる患者さん方、本当にありがたいなと思っています。
今後も、次女には私に付き添ってもらいながら通院を続け、わたしは自分の膝に寄り添っていこうと思います。
膝、大事、絶対。