育児に関するQ&A

ブログ・コラム「おまつさんのどたばた日記」執筆のブログ記事です

一歩踏み出さないための仲間づくり

皆さん、今日も1日お疲れさまです。

 

連日報道される児童虐待のニュース。

本当に胸が痛いです。なんてことになってしまったんやろうと、見るたび苦しいです。

今回の虐待のニュースは、養育者としても信じられない気持ちが大きいですが、子育て疲れによってこどもにつらく当たってしまうような虐待のケースもありますよね。

 

あれは正直、私自身は毎日背中合わせだなと感じています。

子育てする前は、

「そんなしんどくなる前に誰かに言ったらよかったのに」

「こどもにつらく当たるなんて、親失格やな」とかんがえていました。

 

ですが、母親になって2年9か月。

自分の思い通りになんか全くいかない宝物を相手に、「これ、あと少しひどかったら虐待かも・・・」「ここで手を上げたら、後戻りできなくなる」と何度も自分を制した場面がありました。

 

宝物なんですよ、なんですけど。

本当に本当に大事に守りたい、育てたいからこそ、

手作りの離乳食を食べてくれない時は「栄養がたりないんじゃないか」「ずっと食べなかったらどうしよう、なにがあかんのや」と焦り、

トイレトレーニングがうまくいかないときは「幼稚園までには外してあげたい」と区切ってしまって焦る。

危ないことをして注意すると泣きさけばれて「あなたを守るためなのになんでわかってくれないの?」と思ってしまう。

そんな毎日で、家事も片付けもできない、させてもらえないと思ってしまう。

積み重なってきたものが、いつか爆発したらどうしよう。

 

そもそも、この不安に思う指標はすべて親の個人的な思いであって、押し付けるものじゃないことはわかっているのですが。

 

何日かに一遍、いろんなものがドバドバとあふれそ出しそうになるときがあります。

 

そんなとき、「この一歩は絶対に踏み出したらあかん」と自分を制す。

このラインが、一番大切なライン。

そして、絶対ゆるがないものは、「この子は本当に大切なんだ」という思い。

 

なんとかこの二つで毎日を過ごしています。

 

そして、その2つの思いがぶれないように私をサポートしてくれているもの。

 

これが、私にとって、旦那、両親、ママ友です。

旦那は一番身近で子育てを一緒にする同志。

気持ちが揺れたときは、聞いてもらうようにしています。意外と(?)旦那に少しでもわかってもらえると、また気持ちが切り換えられたりします。

両親は、離れていますが私の性格をよくわかってくれているので、詳しく言わないまでも気持ちの変化を受け止めてくれます。今ではラインのようなつながることができるツールがあるので、ちょこちょこ話を聞いてもらっています。

そして何より、ママ友はとても心強い存在です。

今、私には、連絡がとれるような、家を行き来するようなママ友が2人います。日中はお互い子育てでスマホをそんなに見られませんが、

夜寝静まったときに、気持ちがもやもやしているときはラインで聞いてもらったりします。

「わたしもこんなことでイライラしたよ」「今日はこんなことを頑張ったよ!」など、お互い出し合って、共感しあって。「わたしと同じような気持ちになったりすんねんな」と思うと安心するし、「今日も頑張っていた同志がいたんや!」と思うと明日の活力にもなります。

 

一歩踏み出さないためにも。

話せて一時でも理解してくれるひとの存在は、本当に救われると思います。

私は転勤して子育てしているため、初めの半年は悩み相談できるようなお友達ができず、気持ちがなかなか晴れない時がありました。

その時は、保健師センターの保健師さんに電話して、家に訪問してもらって話を聞いてもらっていました。この2年間で4回くらい電話していると思います。(私も保健師なのに…なんだかすみません、完全に頼りにしていました笑)

 

そういう方を頼ってもいいと思います。

 

あと、SNSなどで同じように悩んだり励ましてくれている方を探して記事を読んだりしていました。

 

子育てを乗り切るために。

家族を守るために。

今までの友人はもちろん、子育てを共に支えあえる仲間と、これからもつながっていこうと思っています。

そして、いつかこの大変な時期を笑い飛ばしてネタにして、娘の結婚式で面白おかしくぶちまけてやろう。そんなことも企んでいます。

 

皆さん、今日も一日本当にお疲れさまでした。

私も今日はうまくいかないことたくさんありましたが、なんとか無事に過ごすことができました。

それで充分、皆さんもそれで充分!

 

おやすみなさい。

 

 

 

 

 

 

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