赤ちゃんの安眠に効く、「ツボ押し」のご紹介です!
5月も半ば、初夏のきざしが感じられる季節となりました。今日は、赤ちゃんや小さなこどもさんがウトウトできる「ツボ押し」をご紹介します。大人と違って、赤ちゃんの場合はツボを優しくなでるかタッチするだけ。短時間でも効果が期待できるそうです。大人も子どもしっかり睡眠をとって、元気をチャージしたいですね。是非一度試してみて下さい!
簡単にできる寝かしつけ!赤ちゃん・子どもがウトウト眠くなるツボとマッサージ
赤ちゃんや子どもの寝かしつけってとっても大変ですね。ママもパパもたくさんの人が苦労されています。泣いたり遊んだり、長い時間抱っこしてあげたりと毎日億劫になりがち…そんな時は、この子どもが眠くなるツボとマッサージを試してみてください‼ウトウトしてくれるかもしれません。大人にとっては体の冷えを改善するといわれるツボ刺激ですが、以外にも赤ちゃんやこどもの安眠も促してくれます。
ツボ押しやマッサージするときの注意点
大人と同じようにツボ押しをすると赤ちゃんは痛くてびっくりしてしまいます。
赤ちゃんをマッサージする時は注意をしながら行うようにしましょう。
赤ちゃんのからだはとてもやわらかくて繊細です。
子どもにツボ押しする場合は、指先で軽く押さえる程度とするのがよいでしょう。押さえるときは、5秒ずつ3回を目安に押してください。
乳児の場合、ツボ周辺をさする程度の刺激で大丈夫です。全身とツボ療法を加えても1分~5分以内でおさめるのがよいでしょう。
足の裏のツボ「失眠」
失眠は不眠症のつぼです。
かかとの真ん中にあります。ゆっくりと押したり、軽くたたいたりしましょう。
このあたりには、便秘のつぼもあります。かかとの手入れと一緒にしっかり押しておきましょう。
大人でも、足の裏には色々なツボが存在しています。
赤ちゃんの場合、強く揉んだり押したり出来ません。
足の裏全体をまんべんなく、親指の腹でゆっくりマッサージしてみて下さい。
赤ちゃんの足の裏をさすっていたら眠っていたという話をきいたことはありませんか。
かかとのあたりも優しくさすってあげるとウトウトしてくれるかもしれません。
足の甲をさする方法も効果的です。
足の裏のツボ2「湧泉」
足の裏にあるツボの2つめは「湧泉(ゆうせん)」です。こちらも、失眠のツボと合わせてそっと押してあげましょう。
土踏まずの中央の少し上にあります。
押し方のポイントは、両手の親指の先で少し強めに押し揉みする感じです。ゆっくりと力を入れ5秒くらい押して、次に5秒くらいかけてゆっくり離します。それを10回程繰り返してください。 両足の湧泉を中指で押したまま、膝を伸ばしたり縮めたりするのもおすすめです。
くるぶしの近くのツボ「三陰交」
三陰交はくるぶしから指4本分上にあるツボです。
三陰交は血行を良くしたり冷えを改善したり、女性には嬉しいツボですので冷えて眠れない方に効果的です。ストレスによる不安やイライラを改善する作用があるので、赤ちゃんや子どもの睡眠を促すのにも効果があります。ゆったりとした気持ちが赤ちゃんに伝わるようにツボ刺激を行なうとよいでしょう。
耳たぶの後ろのツボ「安眠」
安眠は耳たぶの下にあるくぼみから、指2本分内側にあるつぼです。寝不足のママも触ってみてください。寝不足だと固くなっているそうです。
ここを揉み解して、これでも気持ち良く眠くならないときは、第二安眠点を刺激してみましょう。第2安眠点は第1安眠点から指2本分内側に進んだところにあります。
赤ちゃんや子どもは、この安眠点のあたりをさすってあげたり、そっと押してあげるとよいそうです。抱っこしながらでもできますね。
頭のてっぺんにあるツボ「百会」
頭のてっぺんに「百会(ひゃくえ)」というツボがあり、安眠効果があります。
頭の頂上にあるツボですので、初心者の方も分かりやすいかと思います。両耳の一番高いところを、そのまま頭の上にずらしていって、ぶつかるところを押してください。4指で押してもいいですし、第二関節をうまく使って刺激を与えてもいいでしょう。きっと押したあとに体がリラックスするはずです。
また、頭全体をヘッドマッサージするのもいいでしょう。
まだ生まれたばかりの赤ちゃんだとここがぺこぺこしているので、優しくなでてあげるくらいがよいそうです。
手の甲にあるツボ「合谷(ごうこく)」
このツボはさわりやすいので、赤ちゃんや子どもと手を握って入眠をさせるときにおすすめです。
合谷は手のツボです。人差し指と親指の骨が合流する所からやや人差し指よりにあります。このあたりに、さわってわかる”くぼみ”があります。
合谷は「万能ツボ」といわれています。目に関して言えば、近視などの屈折異常と、眼病全般に効果がありますよ。
大人もですが、強く押すと痛みを感じるので、そっとさすってあげてください。痛みをマヒさせるツボとしても有名で、頭痛の時ここを押すのもよいそうです。