育児に関するQ&A

ブログ・コラム「ゆワンコです! ~親子で初めての犬育て~」執筆のブログ記事です

父の日、ルー1歳になった。そして、ルーはチョコレート中毒と入院を経験

こんばんわ。 ゆワンコのママです。

ゆワンコが、受験生となって首が回らなくなってきましたので、ママがブログを書かせていただきます。

6月17日(日)は父の日でしたね。我が家でもパパへ感謝の気持ちを伝えました。パパは、父の日のことはさておき、ルーが1歳になった(6月6日)ことを喜ぼうではないかと言葉少なに表出しました。要するに無口なパパはルーの誕生日を祝いたかった訳です。

今回、ルーの1歳直前に起こった出来事、

それは、私たち親子の無知さから、ルーが救急病院に行くことになり、そこから入院になったことを報告します。

皆さん、チョコレート中毒ってご存知ですか?  私達は知らなかったのです。

普段から、ルーにドッグフード以外のものを与える習慣はなかったのですが、ゆワンコがいつも食べているおやつのチョコの美味しそうな匂いを嗅いで、ル・ルー食べてみたいと思っていたのでしょうね。ついに行動を起こし、机の上の食べかけのチョコを食べてしまってました。それまでテーブルの上に上ることはなかったので、まさかって思いました。

でも、私達が気が付いたのは2時間後ぐらい。おそらく20時頃にお部屋の隅にくわえて持っていき、こっそり食べていたのでしょう。発見が遅くなりました。銀紙の屑が落ちているのを不信に思い、探してみたら食べた残骸がありました。アメリカ土産のビターチョコ約半枚…。

ここでもまだ、チョコレートは犬に良くないと気が付かなかった私達。「ルーちゃん、あかんやん。虫歯になるで。」と見当違いの方向で叱ってました。

そして、23時ごろ、みんな寝る時間、ルーも誰かの足元で眠るのですが、吠えている。そして、走り回っている。「ルーやん、寝るよ、おいで。」と言ったら普段は静かになるのに、おさまらない。 ルーの顔を見ると、舌をだして、涎が出ている。吐いている。

なんで??? ルーの介抱をしながら、なだめようとしましたが、落ち着きなく走り回っています。

おかしいと思ったので、ネットで調べました。まさか、チョコレート?

悪い予感はあたりました。どうしよう。震えてきました。このとき夜中3時、ゆワンコ熟睡で話しかけても反応なし。パパは単身赴任、電話しても起きないだろう。

ルーは、予防接種はしたけど病気にかかったことがないから、かかりつけ主治医がいない…目の前真っ暗になりました。どうしたらいいものか。

私達の地域(神戸市)の動物病院をネットで検索しました。夜間救急病院は23時までが1病院だけ、しかし現在夜中2時なので診療時間外。あと診てくれそうなHP上の記載のある動物病院3件は、どの病院も、電話して留守電に症状を話してください、15分後に診察できる場合は連絡します、という方針で、手順通りに留守電に入れたけど、1件も返信なしでした。3病院とも返信なかったことは非常に予想外で、主治医がいなかったり夜中の病気をすると診てくれるところがなくて、えらいことになるんやなと困惑しました。ヒトのように診てくれる病院は少ないのだと現実味が帯びてきました。

しかし、ルーの様子は改善なし。この事態を何とかしなければ。

ネットで北摂(箕面市)に夜間救急病院を見つけました。電話したら診てくれるとのことで、熟睡のゆワンコは寝かせたまま、ルーを車で連れて行くことにしました。

夜間の高速道の運転、怖かったです。ゴールド免許だけど運転技術には自信がさほどありません。それから高速道路のトラックの多さにびっくりしました。ナビがあるけれど道分からなし、車の中でもルーが吠えまくるから焦りました。けっこう遠い、1時間10分くらいかかる。

やっと、病院に到着4時30分。受付して待つこ30分で順番が回ってきました。

女性の獣医さんに状況をお話ししたら、「チョコレート中毒です。まずは胃内の残留物を吐かせてみましょう。」とのことで、ルーは石灰を内服して胃内の残留物を吐かせてもらいました。吐いたものを見せてもらったのですが、チョコを摂取してから、およそ8時間経過していましたが、大量に胃内に残っていたチョコが出ました。(人間だと3時間ですっかり消化してしまっているところです)ひとまず、よかった。

その後、チョコレートの成分のテオブロミンやカフェイン(この2成分を犬は代謝できないから中毒症状を起こすのだそうです。中毒症状とは動悸、けいれん、興奮、心停止など)を尿から排出させる治療をするということで、ルーは足に留置針を入れてもらい点滴が始まりました。

7時30分。「ぎりぎりまで点滴しました。救急病院は朝の7時までです。この後は主治医のところへ」とのこと。主治医いないけど探しますとお答えして、家路につきました。

このあたりで、パパへ電話しました。いつも寝ぼけているのに、事の成り行きを話していたら意識が覚醒した様子で、なんで?とか、どうして?とか、これからどうするの?などと質問攻めでした。治療が上手くいってルーは落ち着いているよと言ったら、安心した様でした。

帰りのルーの様子は。留置針を噛まないように、エイザベスカラ―を首に巻いて、キャリーケースに入れて助手席に乗せていたのですが、興奮していて吠える吠える、そして、キャリーケースの通気口となっているメッシュの窓の部分を噛みちぎって出てこようとするのです。獣化してました。もう、夜はとっくに明けていましたが、手に汗を握りながら運転に集中しようと焦っていた私でした。

なんとか帰宅。近所の獣医を調べて診察し、入院になりました。点滴を続けるのです。

先生から無知を指摘され、とても反省しました。もし、死んだり後遺症が残るようなことがあれば、あまりにもひどい飼い主です。

あまく考えていました。もっと、犬の世話の知識をつけなければいけません。ルーにも何度も謝りました。

幸いなことに、1泊の入院でルーはすっかり元気になり後遺症も残りませんでした。ルーが強い生命力をもっていたことが味方してくれました。

ほんとうに安堵しました。

 

獣医さんにてエリザベスカラーと足の留置針をしています

 

 

 

 

 

 

 

完治した今だからお話ししますが、犬の診療にかかる費用ってどの位かご存じですか。

今回は、救急外来で55,000円、入院と診察で10,000円くらいでした。ペット保険に加入していたので、すべて賄えました。こちらの金額にも驚きました。

さて、父の日、パパにはゆワンコとルー、娘2人の父になった気分なんでしょうか。週末はかいがいしく、ゆワンコの世話、ルーの世話、両方しています。

いつもありがとうございます。

今日はこのあたりで、ご報告を終わります。

ゆワンコママ

 

 

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