本日の育児情報 2017年4月26日 毎日新聞より
「受動喫煙」について
今日は東京五輪へ向け、対策を強化したい厚生労働省案への賛否で話題となっている「受動喫煙」についてお知らせします。
たばこの煙が、本人だけでなく吸わされる周囲の人の健康にも影響を与える「受動喫煙の被害」と肺がんとの関係を、1981年に日本
の平山雄氏(当時の国立がんセンター研究所疫学部長)が世界ではじめて発表されたそうだ。
たばこを吸わない女性を、喫煙する夫としない夫のグループで調べると、夫が喫煙者の集団の方が肺がんの死亡率が高かったとい
う。現在でも、厚労省が「受動喫煙との因果関係が十分」と判定している病気は、肺がん、脳卒中、心筋梗塞などがある。小児では
ぜんそくとの関連、赤ちゃんでは乳幼児突然死症候群のリスクを高めるとしている。
昨年の受動喫煙による国内年間死亡者数は約1万5千人であり、この中には家庭内で受動喫煙がある女性のうち6%と乳幼児突然
死症候群で亡くなった子ども73人が含まれるという。
ちなみに飲食店での客の受動喫煙は試算で考慮されていない。
つぶやき
日本は受動喫煙対策が遅れているらしい。ホーリーもよくカフェやランチで飲食店を利用するから、タバコの煙を気にせず食事や歓談を楽しめたらいいのになぁ。