生活習慣に伴なうお世話⑤ 『清潔』を身につけよう!✨
口の中、のどを清潔にし、体を衛生的に保つことは、
病気を予防し、健康を保つことにつながる大事な習慣です。
乳児期から、「きれいになると気持ちがいいよ」という感覚をしっかりと身につけさせることが大切になってきます。
(乳児期の頃のお世話のポイント)
「きれいになると気持ちいい」という清潔感覚を覚えさせる時期なので、
●「今からきれいにしようね」「さっぱりしたね」と声をかけて「清潔にするのは気持ちいい」ということを意識できるようにしましょう
●顔や手をこまめに拭いてあげましょう
乳児期からの清潔習慣を加えられるタイミングとしては、【離乳食の前後】【入浴】です!
離乳食前後は、
○食事前に手を拭く
○食後、手や口の周りを拭いてきれいにする
○食後、お白湯を飲ませて口の中をすっきりさせる
入浴では、
○毎日お風呂に入れて、「清潔にすると気持ちいい」という感覚を身につけさせる
○リラックスできるようにお湯の温度(38~40度)に注意する
これらの点に気をつけながら、関わっていってあげましょう♪
(幼児期のお世話のポイント)
幼児期は、手洗い、うがい、はみがき、入浴など、清潔習慣を身につけさせる時期です(^^*
✋手洗い
年齢に応じて、以下のように実施してあげるとよいでしょう。
うがいについて
入浴について
こどもは、新陳代謝が盛んです
外でいっぱい遊んで帰ってくると、汗もかき、体も汚れます。
◍1日1回は入浴し、体を清潔にする習慣を付けましょう☺
◍毎日お風呂に入れて、「清潔にすると気持ちがいい✨」という感覚を身に着けさせましょう。
◍リラックスできるようにお湯の温度(38~40度)に注意しましょう。
体を洗うときは、発達段階に応じて、できないところはパパが手伝ってあげることが必要です☝
年齢ごとにみると、以下のようなことができるようになってきます☺
お子さんの中には、シャンプーが苦手な子もいるかと思います
そんなときは、適切な関わりをすることで、少しでも恐怖心が軽減されます☝
以下に例を挙げておりますので、是非参考にしてみてください☺
✨歯磨きについて
歯については、育児知識のなかでも『こどもの歯とお口について』ということで取り上げさせていただきますが、
乳歯は、健康な体をつくり、永久歯を育てる大切な歯です。
大切な乳歯を虫歯から守るために、歯の清潔は大切な習慣になってきます☝
成長に応じた歯の発育と、その時期の歯磨きについては、このような様子です☺
(7~8か月)
乳歯が生え始める ⇨ 離乳食の後に口を薄める習慣を作りましょう
歯の生え始めのころは、ガーゼで歯を拭いてあげましょう
(1歳6か月~)
上下4本ずつ生えそろった ⇨ 毎日仕上げ磨きする
*仕上げ磨きは6歳まで必要
その時期によって、親から子への歯のケアのかかわりは少し違ってきますが、
自分でやりたい時期には、自分で歯磨きの習慣を付ける生活も大切です。
まだしっかり磨けなくても、自分自身の歯磨きも行うことが必要です。
歯磨きの楽しさも伝えてあげましょう♪
歯磨きの方法の基本テクニックをご紹介します!
日常生活の清潔面は、お父さんやお母さんの協力をえられないとできないことが多いですが、
そのつど必要なことを助けてあげながら、こどもの自立も促すような関わりができればいいですね!