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どれぐらいの月齢でどんなことができる?赤ちゃんの成長の目安

赤ちゃんは1年の間にどんどんできることが増え、急激に成長していきます。
どれぐらいの月齢でどんなことかできるようになるか、あらかじめ知っておけば、必要な道具をそろえたり、安全に気をつけたりすることができますね。
月齢別の成長の目安を簡単にまとめてみましたので、参考にしてください。

どれぐらいの月齢でどんなことができる?赤ちゃんの成長の目安

ねんねの時期(0カ月~3か月)

生まれてしばらくは朝と夜の区別がつかず、ねんねとおっぱいの繰り返しになります。特に初めの1カ月の睡眠時間は平均16~20時間といわれ、おっぱいのほかは眠っていることが多くなります。夜中にも授乳するのでママは寝不足気味になってしまうことも。昼間、赤ちゃんと一緒に眠って体を休めるようにしましょう。
1カ月を過ぎると周りのはっきりした色などが見えるようになり、ママの顔をじっと見たり、動くものを目で追ったりするようになります。
2カ月に入ると手足の動きも活発になり、布団を蹴ってしまうことも。うつぶせにすると首を持ち上げようとしたりもします。アー、ウーなどとかわいい声を出すようにもなりますよ。
音のする方を見たり、ママの声がわかるようになったりするのもこのころです。
3か月になれば、体重は生まれたての2倍にもなります。脳の発達も進み、おもちゃに興味を示したり、自分の手指を口に入れたりするように。あやされると声を出して笑うようにもなります。

首が座って寝返り!(4カ月~6カ月)

4カ月ぐらいになると首が徐々に座りはじめ、縦向き抱っこもしやすくなります。抱っこひもを使って散歩をすることもできるように。キャッキャと声を出して笑うようになるのでかわいさも倍増です。
5カ月を過ぎると少しずつ寝返りもできるようになってきます。寝返りをしてベビーベッドから転落しないように気を付けてあげましょう。見たものに手を伸ばすこともできるようになってきます。周りに危ないものを置かないようにしましょう。
6カ月ごろには自由に寝返りを打って転がるようになり、行動範囲が広がります。小さいものを口に入れないように赤ちゃんの周辺を整理しておきましょう。足をあげ、手で持つなどしぐさが大きくなってきます。このころには朝と夜の区別がしっかりつくようになり、生活リズムが作りやすくなります。離乳食なども様子を見て開始するといいですね。歯も映えてくるので、離乳食の後は優しくふいてあげるといいでしょう。

お座り、ハイハイ、つかまり立ちができる子も(7カ月~9カ月)

7カ月になればお座りも上手になってきます。ずりばいし始める子もいるので、赤ちゃんの周りに危険な物がないか、より注意を払うようにしましょう。しっかり座れるのでベビーカーでのお出かけなどもよりしやすくなりますね。アウアウ、とかアバアバなどといった言葉が出るように。
8カ月ぐらいではハイハイが上達し、思わぬところまで進んでしまうことも。玄関や縁側などから転落しないように気を付けてあげてください。そばにいた人がいなくなると泣く、ママを追いかけてトイレまでついてくるなど、一人になると不安を示すことも多くなります。
また、歯磨きも始められるころです。歯ブラシに慣れさせることから始めるといいですよ。
9カ月、つかまり立ちが始まる子もいます。ハイハイしていっては立ち上がるので、より目が離せなくなります。立ち上がると思わぬところに手が届くので、もう一度危険なものがないか確認しましょう。このころになると指差しされたものを見たり、自ら指差しをしたりできるようにもなります。

伝い歩き、一人歩きも!(10カ月~12カ月)

10カ月になると伝い歩きが始まるころです。個人差が大きいので、まだまだできない子や、逆にもう一人で歩く子もいます。あせらず、見守ってあげましょう。また、少しずつ言葉も理解しはじめ、マンマ、ママ、など簡単な単語を発するようにもなります。もちろん、これも個人差が大きいため、話せなくても大丈夫ですよ。また、日本の指でものをつまめるようになってくるので、小さなものが落ちていないかよく注意してあげましょう。
11カ月には言葉の理解もだいぶ進みます。犬は?と聞けばわんわん、と言ったり犬の絵本を持ってきたりするなど、言っていることがだいぶわかるようになるので積極的に言葉かけをしてあげるといいですね。離乳食も一人でつかんで食べるようになるので、野菜スティックなど、つかんで食べられるものも用意してあげましょう。
12カ月、1歳になればもう赤ちゃん卒業です。離乳食も3食リズムよく食べられるようになり、大人の食事に近いものも食べられるようになります。コップも上手に使えるようになってくるので哺乳瓶がいらなくなることも。また、言葉も上達し簡単なおしゃべりができる子も。歩くのも徐々に上手になってきます。
また、思うようにならないと駄々をこねるなど、少しずつ自分を主張しはじめます。

 

検診などで同じくらいの赤ちゃんを見る機会があると、よその子どもと比べてしまい、まだハイハイしない、まだ立てないなど気にしてしまうママもいるようです。
でも、赤ちゃんの発達は個人差が大きく、あまり気にする必要はないということを忘れないでください。どうしても気になる場合は保健婦さんや、かかりつけの小児科の先生に相談してみるといいですね。

1年しかない赤ちゃん時代。焦らずに赤ちゃんとの暮らしを楽しんでください。

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