子どもの見まもり
連休明けの5月7日、新潟で小学生女児の痛ましく、悲しい事件が起こってしまった。下校途中の子どもの連れ去りを防ぐには、「一人にさせない」、「一人にならない」ことなのだそう。どうしたら防げるのか、どんな対策ができるのか最近の子どもの防犯事情を調べてみた。
- キッズ携帯、スマートフォン、腕時計、ホイッスル、防犯ブザー、ICタグ等の見守り端末(親のスマホ、警備会社に直結)→子どものカバンや鍵にICタグをつけておくと、端末に埋め込まれているGPSで親のスマホに子どもの位置や下校、帰宅、外出状況を知らせる。スマートタグのボタンを子どもが押せば親のスマホに呼び出し通知が届く。
- 見守り端末(警備会社に直結)→GPS付きの端末ブザーを押すと、警備会社の警備員と直接会話ができる。要請すれば警備員が直ぐ駆けつけ、親のスマホに子どもの状況を知らせる。
- IC定期券→駅を通過すると、通学、通塾、外出状況が把握できる。
など、さまざまな端末から警備会社へ直結というサービスが増えている印象だった。
一方、自治体の取り組みでは、大阪市の「子どもの安全見守り防犯カメラ設置補助」の交付が画期的だ。2017年から3年間で、子どもの被害が集中する道路や公園に防犯ビデオを1000台、1億8000万円をかけて重点設置するというもの。
http://www.city.osaka.lg.jp/shimin/cmsfiles/contents/0000352/352491/28puresusiryo.pdf
被害にあわれた新潟の地元では校区のコミュニティ協議会のメンバーが保護者とともに下校時の見守り活動を行っておられるそうで胸が痛い。一刻も早く事件の解決と事件の撲滅を祈りたい。