疳(かん)を防ぐにはどうしたらいいの?
「疳の虫が騒ぐ」などの言葉から、赤ちゃんの夜泣きやかんしゃくには昔から悩まされていたようです。かんしゃくの原因は赤ちゃんの神経症状、消化器症状にあり、「小児神経症」であることがわかってきました。「小児神経症」はこころの不安や恐怖心などこころの問題が関わっていて、赤ちゃんがの脳が急激に発達している過程でたくさんの刺激を受け、心身のバランスを崩さないように激しく泣いたり、かんしゃくをおこしたりするのだそうです。かんしゃくの対策として
・昼間にしっかり疲れさせる・・・公園や子育て支援センターにつれて行き昼間にしっかり体力を使うと夜間は熟睡する傾向があるでしょう。
・寝る前に興奮させないで落ち着かせる・・・寝る前にテレビは消して、お風呂に入れず、身体を使う遊びはしないこと。電気を消すか豆電気をつけて眠る時間になったことを教えます。毎日繰り返すと自然に眠るようになります。眠りを誘うような絵本を読むのもよいでしょう。
・抱っこ、おんぶで歩く・・・抱っこひもを使って歩くと眠りやすいでしょう。
こどもの体質などにもよるといわれていますが、ずっと続く症状ではありません。お母さん、お父さんで協力しあって関わってあげましょう。