こどもが低身長~その気がないこどもを大きくするって大変~
今回は、3歳児健診で引っ掛かった次女(その時の話はこちら)の、低身長の受診のお話です。
指摘されてから予約できたのは3か月後…追い込みかける母
3歳児健診で低身長の予約をとっていただいたのですが、大きな病院はすぐ受診できるわけではなく、最短で3か月後とのことだったので、そこから「少しでも大きく育てたい…!」と栄養指導を受け、できる限り食べ物に気を付けていました。
①できる限り、おやつからご飯へ
栄養士さんの話で分かったことは、「うちの子は食事量が全然たりていない」ということ。
身体を作るたんぱく質も、エネルギーに代わる炭水化物も同年代の子に比べて大きく足りていませんでした。
また、うちの子は、おやつが大好きでスナック菓子やチョコ、クッキーをよく食べていて。
でも、お菓子に含まれる砂糖は、体内に入るとそれを分解するためにビタミンやカルシウムが奪われていくことになるそうです。甘いものの食べすぎは、こどもの成長発達にもリスクがあることを知りました。
我が家では幼稚園から帰ってきたときのおやつタイムが習慣になってしまっていたので、
帰ってきたらおやつの量を少し少なくし、「まだ欲しい」と言われたら小さいおにぎりや、早く作れていたおかずを出すようにしました。
「お味見しない?」というと少し食べてくれたので、お味見作戦でできるだけ栄養価のあるものをからだに入れられるように意識しました。
②あるアイテムに頼って牛乳取り入れに成功
次女はジュースとお茶は飲みますが、牛乳は苦手。
チーズもヨーグルトも好きではありません。
「牛乳はなるべくとらせない方がいい」という意見もありますが、低身長で引っ掛かっている今はカルシウムが必要だよなと考え、
こんなアイテムを取り入れることにしました。
これは、長崎にいたときにお友達の家で上の子がドはまりしたもので、近くの商業施設にも並んでいました。
牛乳にさして飲むと、バナナミルク・いちごミルク・チョコミルクになる優れもの。
添加物も入っているに決まってる。毎日飲むんはよくないのかもしれない。
でも、今はこの子にも頼りたい…!
早速我が家に迎えいれ、毎日はさすがに飲んでいませんが、この夏はよく牛乳を飲めた夏でした。
③少しだけでも、外にでる
夏は暑く、長い時間そとで遊ぶことはできませんでしたが、日が長い分夕方から公園である程度太陽の光をあびる時間を作って、元気に遊ぶようにしました。
紫外線を浴びることで作られるビタミンDがカルシウムの吸収に必要なので、なんとか太陽の力も取り入れながら、大きく育つように頑張りました。
低身長の受診と検査
いよいよ当日。
私は風邪をひいていたので、旦那に病院の付き添いをお願いしました。以下、旦那から聞いた受診内容になります。
①レントゲン撮影
娘は左手を撮影したようです。手の撮影では、手首にある骨の間の開きをみるそうです。
骨の間が開いていると、そこに新しい骨が作られていくらしく、骨の開き具合で骨の年齢がわかり、実際の年齢に差があるかどうか見ることができるそう。
②血液検査
成長に必要なホルモンがちゃんと分泌されているかなど、背が低い原因を探ります。我が子はとくに泣くこともなく、頑張っていたようです。え、えらい…!
③丁寧な問診
問診はとても詳細に書く必要があり、夫から電話でわからない点を聞かれました。
・出生時の様子(母子手帳に書いてるよ~)
・母乳育児だったかどうか
・成長・発育歴
・家族の身長、祖父母の身長
・母親の初経の時期
・普段の食事量
いろいろ答えました。
結構詳細に聞かれるので、できれば自分のことやこどもの母子手帳などをちょっと見返しておくといいかもしれませんね。
とりあえず、毎月経過観察に
「次回は検査結果をもとにお話しますので、経過を見ていきましょう」とのことで、1か月ごとに受診になりました。
2回目以降の受診では、身長と体重をまず図り、成長曲線に沿って大きくなっているかもみてもらいます。
そして、2回目の受診では、前回の検査結果を一通りでご説明いただきました。
結果は、「標準よりは小さいけれど、病的な小ささではない」
「これからも伸びそうだし、食べていけば大きくなるんじゃないかな」、といわれました。
いや、先生…
「それが一番難しいんですわ…食べさせるのが一番難しい」とつい本音が。。。笑
でも、前回より少し大きくなっている点も伝えてもらい、その後も継続して食事量を増やし、少しずつでも必要な量がとれるようにしていくことを言われました。
また、3歳になった彼女はだいぶ話を理解できるようになってきているので、「たくさん食べたら、素敵なお姉さんになるからね」と伝え、なんでもたべることの大切さもわかってもらえるようにしました。
3回・4回目の受診の際も、すこしずつではありますが我が子が大きくなっていることがわかって、とてもホッとしました。
そして、4回目を最後に受診は一旦卒業に。
「また引っ掛かってしまったり気になるところがあればいく」という形に落ち着きました。
同じように育てているつもりでも
上の子は、今思えばよく食べてくれていたのだなと思います。
野菜は得意ではなかったけれど、次女のようにまったく食べないという感じではなかった。
同じように育てているつもりだけど、食に対する興味も、食べ物とのかかわり方も違っていて。やはり兄弟でも別人なんだなと。おもしろいですよね。
まだまだご飯に集中できない次女ですが、私もできることをやりながら、この子が小さいなりに大きくなれるようなサポートをしていきたいと思います。