育児に関するQ&A

ブログ・コラム「おまつさんのどたばた日記」執筆のブログ記事です

やりたいこと、やるべきことに挟まれる母たちの悩み

この1年、専業主婦から仕事をしてる人、起業する人、いろいろな方と会う機会がありました。

「ママをしながら自分で仕事をしたい」、と動かれてる方も多く、どこのコミュニティでも話題にでる悩みがコレ。

「私、これでいいのかな。」

「なにもできてない。」

と嘆く方が、とても多い。

どんなお仕事をしていても、仕事をしていなくて家事全般担っていても、常に悩みがついてまわるなぁ。

私からみたら、「自分でやろうとしてたところがみんなすごい」と思うのに、そういうのって言葉にしないとわからないよなと思った話です。

仕事をしていても、していなくても、目に付くのは『自分ができてないこと』

私は家でWebデザイナーの仕事をしています。こどもが幼稚園に行っているときは仕事、帰ってきてスキマ時間があればパソコンを開いて制作をします。

こどもが話しかけてきたら手を止めて話を聞いていますが、「ちょっとまってね」とこどもに我慢させているときもあります。

制作は長くて16時までと決め、そのあとは晩御飯を作ってこどもの宿題を見る時間にあてます。

夜も仕事をやるときがあるし、夜寝てしまったら朝早く起きて活動もします。

この生活になってから、体調が崩れやすくなったのも事実で、ちょっと無理がきかなくなって今年は肺炎になって入院してしまいました。「自分が目いっぱいだったんだと思う」と気が付いて言葉に出し、旦那もそこでようやく私が本当にしんどかったことがわかってくれたようでした。

そのあたりから、旦那は家事を積極的に担ってくれるようになり、

今は洗濯物は干して畳んでまでが旦那担当になりました。

ごみ捨ても、曜日を覚えてごみを集めてくれるようになりました。

こどもたちも、自分のおもちゃは自分でしまう、自分のことは自分でしていこうと思ってくれてきたようで。

私の機嫌や顔色を見ながら感じ取って動いてくれることもしばしば…笑💦

家が散らかっていても、バタバタしてる私を見てか、私に「掃除してよね」とはいわなくなりました。笑

私のキャパは、私が思っているよりとてもちいさくて。

全て私がする仕事のように見えてたから、私が勝手に担おうと思いすぎてた点もあったなと。

伝えないとわからなかったんだな~と思いました。

みんなが協力してくれている今でも「あーあかんー!」と思うことはよくありますが、

そのつど一周半くらい回って、「結果、家族と自分自身が大きなストレスになってないなら大丈夫!これでよし!」と思えるようになりました。

我が家はどんな感じでやってく?の相談って大事

昔からのイメージとして、家事を女親がやることは当たり前でしたよね。

ここ何十年かで女性も社会にでることが当たり前になってきて、稼いでいないことにママたちも肩身が狭くなったりして。

じゃあ、自分で仕事をしてみよう!と思って動き始めて、仕事がなかなか軌道に乗らなかったら、『お金にならないなら続けられないよね…』『周りに迷惑かけるなら申し訳ないよね…』とそれはそれで申し訳なく感じて。

かといって、仕事優先でフルタイムで頑張っても、『家事も育児も中途半端でなにやってるんだろう…』とできてないことが目について落ち込んでしまう。

女性の活躍するフィールドが広がった分、選択肢も様々でいいなと思いますが、

その分どの形で我が家はやっていくのか、家族での話し合いが不可欠だなと感じます。

幼稚園への送り迎えも最近パパたちが多くなってきたし、とても素敵だなと思う。おばあちゃんがお手伝いしているお家もあるし、預かり保育を利用してお仕事されてるお家もたくさんいます。

その家その家でやりかたが違ってたって全然いいわけです。

その家族がそれで笑顔で回るなら、それでいい。

女性が社会にでても、家の仕事はなかなか減らないし、
正直家事育児って目に見えて評価されない。

だからこそ、自分で評価するのも難しくって、パパやそばにいるだれかがいいところを見つけてくれないと、頑張ってる実感ってもてないよな…と思います。

「○○してくれてありがとう」

「ここは俺いっしょにできるよ」「いつもやってくれてるから、今日はやるね」

など、パパの方が得意なこともあるかもしれないし、段取り良くいく方法もあるかもしれない。

我が家のこどもたちは、私がバタバタして倒れてしまったのもあってか、わたしの感情を読み取るのがとても上手になってきて、それは申し訳ないなと思う反面、私自身も少し助かっている面でもあり。

親に気を使いすぎるのはよくないやろうけど、24時間私に気を使って動いてるわけでもなさそうだし、家族というチームの一員なんだからある程度気を使いあって良いんじゃないかなと思っています。

自分に都合良い解釈なのかもしれないけど笑、
みんなでいかに笑顔で心地いい雰囲気をつくっていけるか?
これができるために、みんなで役割をもって、話し合って感じ合って読み取り合って、声掛けあって作り上げていくのが私の家族なんだろなぁと思っています。

私は、洗濯物を丸々夫に投げられるようになってから、気持ちが楽になりました。

土日の習い事の送迎も行ける方が行くのが楽になりました。

こどもが私の様子を少し窺ってくれるのも、申し訳ない反面、やりやすいこともでてきました。

ただ、お願いした方や助けてもらった方は、くれぐれも感謝の気持ちを忘れずに。

「子育ては協力して当たり前でしょう」「思いやって当たり前でしょう」じゃなくて、

「わかってくれて、一緒にやってくれて、ありがとう」の気持ちはお互い伝えないとわかりません。

結婚10年目、母8年目にして、ようやく「ありがとう」の声掛けは大切よね、と感じます。

そこ言葉こそが、自分がやってることを評価して認めてくれている証拠だから。

すべてきちんと言葉にして伝えていくべきだよな、と思ったのでした。

ママも、なにか楽しんだって良い。チャレンジしたって良い。

もちろん、パパもやりたいことどこかでやっていいと思います。

でも、その裏ではサポートしてくれている人がいることを忘れず、

自分もサポート側にも回りながら、お互い協力していけたらいいですよね。

10年一緒にいてもわからないことが多いですが笑。みんなで認め合っていきましょうね。

今週もお疲れさまでした!

コチラの記事はお役に立ちましたでしょうか?

ページトップへ