おむつはとれるもんじゃない、取るものなんです、といわれた
今月3歳になった次女は、まだおむつがとれていません。
去年何度かトイトレを試みたけれど、お姉さんパンツ(トレーニングパンツ的な、少し吸収性のある布のパンツのことです)だと漏れちゃうことを体験してから、お姉さんパンツは履かなくなり。
トイレに座ることも、嫌がるようになりました。
「いつか取れるかな」「幼稚園入ったら取れるかな」と安易に構えていましたが、
先日あった入園準備の説明会で、ドキッとする言葉を言われました。
ちょっと怖い話
今回下の子が入園する幼稚園は大学附属の幼稚園で、
「教育はとてもいいよ」「自由遊びを大切にしているよ」という話を聞いていたのと、家から単純に一番近かったという理由で決めた幼稚園だった。
上の子は小さい規模の幼稚園で過ごしていたため、親子ともにゆるくのびのびさせてもらったのだが、
今回は1学年100人近くいる大きな幼稚園になるため、入園面接のときから少々緊張していたが、このときは「おむつがとれていない」と相談したら、先生は「その子のペースもありますからね」と、
理解を示してくれたので安心していた。
でも、先日の入園準備説明会の時、学長さんのお話で怖い問いがあった。
「お母さんたち、まさか入園式のとき、お子さんはおむつを履いてくる、なんてことはありませんよね?」
一瞬、お母さんたちが止まったのがわかった。
私も含めて。
「いいですか。トイレでの排泄は、お子さんの自立の第一歩です」
「汚れるのがいやだ、面倒だ、と大人の都合で考えていませんか」
「おむつを外すことは、大きな仕事だと思ってください」
「おむつは、外れるもんじゃない、外すもんなんです」
「どうか、頑張って戦ってください」
うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ
幼稚園は、「入園するときは、トイレでできるように」という方針なのはわかっていた。
でも、なるべく、というか、ここまではっきり言われたことはなかった。
その話でだいぶ萎縮してしまった私は、
「この幼稚園は、私には合わないかも」と思ってしまった。
でも、先生方のお話を聞くうちに感じたこと。
「この幼稚園は、こどもを中心に考えていることはまちがいない」ということだった。
「親の都合ではなく、こどもを生活の真ん中に置いて考えてください」という言葉が多く聞かれた。
「大人がテレビがみたいから、同じ時間まで起こして見せたりしていませんか?」
「こどもの睡眠を優先し、こどもの生活サイクルを中心において考えてみてください」
2人目育児には刺さる言葉が多くて、母はズタズタになって家に帰ってきたけども、
間違った言葉は言うてないと思う。
そういう考えでやっている幼稚園なのだ、と感じた。
こどもを中心にする生活、とは程遠い、こどもを言い訳にするような生活を過ごしてしまっているかも?と気づけたこともあって、
慌ててトイトレを再開した。
可愛いパンツをたくさん揃え、3歳次女に選んでもらって履いている。
トイトレ再会してまだ1週間ほどだが、「トイレでおしっこするの、怖い」と
トイレで数十分座っても全くでないけど、座る回数が増えるたびに、何度かはチョロチョロでるようになってきた。
お出かけとと夜寝るときはおむつにして、まだまだ甘いんだろうな・・・と思うトイトレだけど、
寒い時期なので、少しおむつの時間も使いながらさせて頂いて、
日中慣らしていきたいと思う。
また経過をこちらにご報告いたします!
ちょっと怖いと感じた、でも、きっと必要な喝を入れてもらった話でした。