育児に関するQ&A

ブログ・コラム「おまつさんのどたばた日記」執筆のブログ記事です

娘ちゃんの時間をあげる

皆さん、今日も一日お疲れさまでした。

明日から3連休だそうですが、新型コロナウイルスの影響で、外出もなかなか。しにくいですね。

連日ニュースで感染者の報道をみながら、早く落ち着いてくれることを祈るしかできず。

あとは帰宅後の手洗いうがいですね。我が家もできること、していこうと思います。

 

我が家の娘は4月で幼稚園の年少さんになります。

4月に入園、4月にお誕生日で4歳となり、最近ややしっかりしてきました。

口も達者(さすが私の子…)で、私が注意すると

「むすめちゃんはそんな気持ちじゃないの!」

「かーちゃんのいうこと聞かない!めめ(目のことです)見ないから!」と、ほっぺを膨らませて渾身の怒りの顔を見せるなど、感情表現にもますます磨きがかかってきました。

人と話すとき、頭をフル回転させて、自分の知っている言葉を一生懸命つなげている様子も伝わってきます。おもしろいなあと思う反面、一筋縄ではいかないなと感じる毎日です。

 

最近、4月から幼稚園ということもあり、少し時間に合わせて行動することを伝えるようになった私。

今までは1日の大半のスケジューリングは娘の手中にある日々でした。娘の感情に合わせて行動することが、一番やりやすかったのです。

娘はテレビを見たい時もありますが、見たくない!という日もよくあります。見たくない日なんかは日中はほぼ家のことはできず、娘が寝てから夜に洗濯・次の日の料理・生協・洗濯物畳みやアイロンをできることだけこなします。

夜は家事をこなすには時間が足りなすぎるので、その日によって完全放棄の時も多々あるのですが、日中に少しでも家のことが終わらせられるのがいいなあと思ってきていました。

そろそろ話も通じるようになってきて順番を待てるようになったので、私もやりたい仕事を伝えて、少し待ってもらったりしていこうとすることにしました。

「かーちゃん、あそぼ~」と言われても、「○○が終わったら遊ぼうね」と伝え、少し待ってもらったりすることも増えてきました。

もちろん必ず待ってくれることはなく、

「一回おててストップして!少しだけだから!」と言われるときもありますが、そのようなときはなるべく一度止めて遊んでから、また時間をもらうなどをして進めて行っていました。

 

先日、午後から習い事(週に1回、近所のお絵かき教室)の日で、でもどうしても買い物にも行かなあかん日がありました。

午前中に買い物に行けたらベストでしたが、ずっとお誘いしていても娘は「あとでね」といって全くいけず。

午後になってしまいました。

晩御飯の準備ができないな、いよいよもう買い物いかないとお絵かき教室になってしまうなと思い、私も少し焦っていました。

「もう時間ないよ!今日はお絵かき教室もあるし、今からお買い物いくよ!」と上着を着て玄関で待つという強行手段に出ることに。

なるべく大きな声で言わないようにしようと思っていても態度がピリピリする私。

 

すると、もっと家で遊びたい娘が「まって!」と。

 

「娘ちゃんの時間、あげるから!かーちゃんの時間を貸して!」

 

ん?と思いましたが、この言葉を聞いて、「そうか、この子はまだ時間の概念がないのか」と気が付きました。

 

そりゃそうです。

この世に生まれて3年9ヶ月。

やっと朝と昼と夜があることがわかるようになって、夜が来て眠ると次の朝になることがやっとわかってきたところで。

 

時間を貸し借りできないことも、時間は限られていることも、お約束している時間に行かねばならないことなんて、なんにもわからないのです。

 

でも、時間に合わせて過ごしている私と過ごさねばならなくて。

 

かーちゃんと遊びたいから。私が「時間がない、時間がない」といっているから、娘の時間をくれるといってきたのです。

 

あー、なんだかなぁ。

わかっているようで、わかっていなかったな。

私はきっと難しいこといっていたんだなぁと思いました。

 

でも、今日お料理を作る時間をあきらめて娘と遊んだとしても、なにか買いにいかないと余計食べるものがない。デリバリーはちょっと値が張る。

 

娘の切実な思いに気が付くことはできても、私の焦りはなかなか落ち着かなかったので、

「娘ちゃんの時間、少しだけもらうね、ありがとう」といって、

「でももうお買い物もいかないとご飯なしになっちゃうから、お買い物も行かせてほしいのよ。少しだけ遊んだら一緒についてきてほしいねん。お買い物終わったら、また遊ぼう」と伝えました。

娘はブーたれてあまり納得していませんでしたが、お買い物終わりにジョアをのむお約束をして手を打ってくれました(結局食べ物で釣りましたw

 

私もまだまだ試行錯誤。

ここまでわかっていても、明日もきっと私は,

娘と遊ぶときは時計のお約束(長い針が○○まであそぼうね)をしたり、「これが終わったら遊ぼうね」とまだまだ難しい約束したり、

それでも家のことがあまりできなくて焦ってしまうのでしょう。

長いこと時間で動いている自分は、家のことも家族のこともやれることはやりたがる自分は、簡単に自分は変えられないのです。

 

でも、日に日にそのレベルが少しずつ下がっていっているのは感じます。

こどもと楽しく過ごせることに焦点を置いて。家事をあきらめる。

『このタイプの私』はもうすぐ4年目になるわけで、諦められていることは増えていると思うし、自分を認められている回数も増えているはず。

 

うまく言えませんが、私も、だんだんきっといい感じになっていってるはず。

 

そして、娘も幼稚園にいって初の集団行動が始まると、1日の予定があったりするわけで、だんだん時間の感覚も身についていくのでしょう。今までの時間の概念がない日々とはまた違った過ごし方を身に着けていくのだろうなと思います。

 

 

まだまだ娘ちゃんに当たってしまって自己嫌悪する毎日ですが、

「きっとみんなもそうだ」「明日も、少しでも私が成長しているはずだ」と言い聞かせて、

また一日笑っていこうと思います。

 

写真は、我が家の休日の1枚。

平日休みの旦那と、家族3人で長崎県美術館で開催されているJOJO展に行ってきました。(撮影OKの場所で撮りました)

私は全く興味はなかったのですが、旦那と片時も離れたくない娘が「どうしても一緒にいく」というので、しぶしぶJOJOファンの旦那に同行することに。

初めてJOJOとやらの絵をちゃんと見たのですが、絵の色がきれいで少し感動してしまいました。

ストーリーはさっぱり、なんだか難しそうでしたが、絵に引き付けられました。

知らないことに足を突っ込んでみるのもいいことです。

 

皆さんのお休みも、どうかいい時間となりますように。

 

 

 

 

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