育児に関するQ&A

ブログ・コラム「おまつさんのどたばた日記」執筆のブログ記事です

こどもの食事2 『食べる』スタート!食事のあげ方とパパのママへの関わり

今日も一日お疲れさまでした。

今日は、前回の続きになります。

前回は、こどもちゃんの食事スタートの時期について、成長発達に合わせてみていくことを書かせていただきました。(こちら

本日は、その後、実際のごはんのあげ方について、パパにも知っておいてほしい情報を資料をもとにまとめてお伝えできたらと思います。

途中で私の心情も入ってきたりします。

最後に参考にした文献を載せておきますので、詳細はそちらをご覧ください!

 

我が子の口の動きや体が食事を食べられる準備ができてきた後は、いよいよ補完食のスタートになります。

まずは、お部屋の環境を整えます。

●食事の場所をきめる

●おもちゃやテレビ、ビデオは目につかないようにする

●食器はシンプルなもの

●足が床につき、安定して食べられる高さに座ってもらう(こどもは体のバランスをとりながら座ることと、食べることを一緒にするのは難しいといわれている)

これは私の思ったことなのですが、こどもの食事の際にママが介助している間、パパは手が空くこともあるかと思います。

その時、こどもが食べている近くでスマホを触ったり、されていませんか?

こどもは食事から少し気がそれると、もうしばらく食事に気持ちは戻ってきません。これは補完食期間に関わらず、こどもが食事をしているとき全般。お食事のときは、できればスマホは食卓ではなく別の場所において、一緒に見てあげてもらいたいなと思います。

もしくは、自分が食べ終わった後は我が子の食事をパパがメインでみるとか。これ、ママ的にとても嬉しかったりします。

いつもこどもと食べているときは自分のごはんなんて食べた気分にならないママさんもいるとおもうので、パパがいるときはママのお食事タイムを作ってもらえると、とてもうれしいと思います。

すみません、(個人的な感情も入ってきて)話がそれてしまいました。

 

そして、食事内容としては、ペースト状のものを少量からスタートしていきます。

これは、まだ噛む能力は身についておらず窒息するリスクを減らすため、食べ物の消化にも慣れていないためです。

 

こどもちゃんは、物を使って食べることはもちろん初めて。スプーンをかんだり、吐き気が出てきてしまうときもあるので、初めは焦らずゆっくりスタートしていきます。

スプーンの与え方のポイントは、

●乳児用のスプーンを使う(ポールが浅い、持ち手が長い)

●スプーンに少量の食事を乗せ、水平にもって口の真ん中から入れる

●唇を超えてすぐのところまたは、舌の先端で止める。下の前方1/3から奥には入れない

●こどもが口を閉じたら水平に引き抜く

 

どうしてもスプーンを口にいれると吐き気がでる場合は、

①自分の指を口に入れられる子は、こどもの指にちょっとペーストつけてみる

②母親の指なら受け入れられる子は、母親の指につけてみる

③どちらも難しければ、無理強いは禁物。1~2週間待ってみましょう。この間も、食卓に一緒に座らせて、家族が食事をする光景を見られるようにする

 

そして、お食事中の関わりとして、今回調べていて「これ私もやっておけばもう少しスムーズにできたのかも」「わたしがしんどくなかったかも」と思うことを紹介します。

●食べ物を吐いてしまっても👌

初めての硬さや触感、大きさに驚いて、くちから出してしまうお子さんもいます。

そんなときは、口からだしてもオッケー👌なルールにすると、いいそうです。

大事なことは、『食べることをきらいにさせないこと』。

そして、一度に口に詰め込んだり、窒息のリスクを避けたりするためにも、吐き出すことを許容することは大事だそうです。

(我が家は、お口の中のものを出すことはあまりよくないことだよ、と伝えてきたので、それもあるのか、初めて食べる、「口に入れると不安だ」と娘が感じたものは全く口にしなくなった時期がありました。出しにくくなってしまったかな?と少し反省したりもしました。3歳になった今、大人と同じものが食べられることがうれしいらしく、言葉もだいぶ理解できてきているので、注意点や味を伝えると、なんでもトライして食べてくれるようにはなりました☺今となっては大丈夫です✌)

 

●食事中に口の周りをこまめに拭いたりしない。

その後、少しでもついたときに食事を続けるより気になってしまう可能性があります(うちの娘ちゃんが今そうです。ちょっとやりすぎました💦笑

 

そして、「これ面白そう!やってみたかった!」と思った方法がありましたので、ここで紹介させてもらいます。

だんだんお食事に慣れてくると、自分でスプーンをもったりしたくなる時期があります。そのときの秘策。

●こどもが口の中に入れても安全な両端の滑らかな短めのスプーンを3本用意します。

①1本目…ペーストを与えると、持ちたがります。そのまま1本持たせます

②2本目…スプーンでペーストを与えます。それも持ちたがったら持たせましょう

③3本目…スプーンで与えます。こどもが放ったスプーンを拭いて、食事をのせてまた与えます

そうか、スプーンが3本あるとはかどるのか!

私は1本であげていました。持ちたがったらほかのスプーンを渡したりしましたが、

手元にいつも準備していたわけでもなかったためその都度席を離れたり、欲しがるスプーンと違うものを渡しては、違うといわれて使っているスプーンを奪われて中断することもよくありました。

そして、食事時間が長すぎると、食べることについやすエネルギーのほうが食事エネルギーより増えてしまうそうです。食事時間は15分~30分、長くても40分までにするといいそうです。

私は1時間くらいかけてあげていましたが、親子ともに疲弊して、この時期はあまり食事が楽しくありませんでした😢切り上げることも大切ですね。

 

こんなものでしょうか。

言い出すと長くなってしまいましたが、

パパがこれらの内容を知っておいてくれると、心強く感じると思います。

そして、前回もお伝えしたかと思いますが、日中にメインの子育てを担当されているのがママである場合、

これらの情報の伝え方としては、「ママの気持ちを後押ししたり、励ましたりするように使ってもらえたら」と思います。

例えば、「こどもがご飯を口から出してたべてくれない。なにかまちがってるのかな」という話を聞いたり、そのような様子が見られたときは、「ちょっと慣れないだけだよ」「大丈夫、ぼちぼちいこうよ」みたいな感じで、寄り添ってこのような情報を使用していただけると、ともに良い結果につながるかと思います。

こどものために慣れない補完食を作って、こどもが食べてくれないということは、仕方がない・いつか食べてくれると思う反面、結構ショックなことです。

そして、月齢が進んでも、食の悩みは次々変化して出てくると思います。こんどは「遊び食べがすごい」「好きなものしか食べないけど大丈夫なのか」

近くで毎日みているママはネガティブな行動につい目が行きがちですが、できていることや変わってきている点は、冷静にみられるパパの方が上手に見つけてくれるような気がします。

どうか、そのようなポジティブな点をママに伝えていきながら、関わりを称えたり、一緒に考えたりしてもらえたらと思います。

 

目指すは共感と共有で。一緒に悩んで、一緒に寄り添ってもらえたら大変パワーになります。

 

超偉そうなこといってますが、私もまだママ歴3年、旦那と夫婦になって5年?6年目?わかりません←

自分に言い聞かせながら、明日も我が子と旦那を笑かしていきます!

 

最後に、参考にさせていただいた資料の紹介です。この偏食外来パンフレットは、

そのほかにも手づかみ食べの援助の仕方や、楽しく食べる関わりのヒント、

『遊びにいってしまって食べない』『食事の時間に怒ってばっかり…』などで悩んでいるパパママたちにも見ていただけると、とても参考になる内容です。

神奈川県小児保険協会HPより 神奈川県立こども医療センター

●偏食外来パンフレット2 ステップアップ編 いつどこでたべる?

http://www.kanagawa-syounihokenkyoukai.jp/images_mt/2mini.pdf

●偏食外来パンフレット3 チャレンジ編 いつから・なにをどのようにたべる?

http://www.kanagawa-syounihokenkyoukai.jp/images_mt/3mini.pdf

 

では、おやすみなさい!

 

お雛様を出しました。

お雛様、部屋が荒れまくっていて驚かれていることと思いますが、これからもどうか、娘の成長を見守ってください。

 

 

 

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