2020年総括~コロナ禍での妊娠
皆様、4か月ぶりの更新となります、お久しぶりです。
気が付けば今日で2020年が終わりますね。
今年は、本当に大変な年でした。
コロナで外に出られなくなったり、外に出られてもマスクが手放せなかったり。
赤ちゃんもこどもも大人もおじいちゃんおばあちゃんも、
誰一人として例外なく、見えない敵と戦い続けた一年でした。
それがもはや日常になり、日々どう過ごしていくのか、人とのつながりやぬくもりがいかに大切なものか実感した1年でした。
あと、笑えることの素晴らしさとか、身近な幸せってこんなにあるのか、とかも個人的に感じた1年でした。
長崎は比較的、コロナは落ち着いていた時期もあったのですが、
ここ1週間で病院でのクラスターや市中感染が少し見られてきて、
1日2~30人ほどのペースで感染者が増えてきています。
長崎はほかの県と比べると高齢の方も多く、病床も都会に比べると少ない。
GO TOトラベルで観光の方もきて活気を取り戻してきていましたが、いったん休息ですかね。
ランタンフェスティバルも中止になり、年末年始もお互いを守る時間になりそうです。もしも私がコロナになってしまっても、感染を防ぎ、守りあっていきたい。そんな思いの31日です。
そんななか、我が家に大きな出来事がありました。
緊急事態宣言が出た春。おなかに新たな命がきてくれました。
予定日は1月。その頃から、『コロナは冬の方が勢力が強いらしい』的な話は出回っておりました。
4歳の娘も幼稚園に行きだし、お産中や産後は親に長崎に来てもらえたらありがたいとは思ったのですが、コロナで動けなくなる可能性が高い。私の両親も義理両親も共に大阪東京と、どう考えてもコロナが多くなる都市に住んでいます。
なので、妊娠が発覚したころから、「親も呼ばず、長崎で産もう」と決めていました。
それから10か月、初期は出血があったり、後期には張り止めを飲んだりといろいろありましたが、本当に周りに助けてもらった妊娠生活でした。(このことはまたブログで書かせてもらおうと思っています)
妊娠中は幼稚園帰りの娘を「うちで一緒に遊ばせておくよ」と預かってもらったり、お友達が公園に連れ出してくれたりして。
その間に横になったり、お掃除したり、無理なくお産の準備をすることもできました。
出産は近くの産婦人科で、普段ならば出産時家族と泊まることができますが、今年はコロナでできません。
出産・産後の4歳娘のお世話のために、
旦那の職場の方々には力を借りて、旦那は予定日の数日前よりまとまったお休みをとることができました。
それでもお産はいつ来るかわかりませんし、年末年始は旦那は仕事。
そんなときは、お友達の力をかりて、娘を預けさせてもらうことになっています。コロナの時期にも関わらず、すでに2件のおうちには快く娘のパジャマを置かせてもらっていて、「年末年始でもいつでも何かあったら連絡してね」と言ってもらっています。
「幼稚園が始まれば幼稚園に連れて行ったりお迎えもいくよ」
「幼稚園の後、一緒に遊んだりできるからね」と何人かのお友達に声をかけてもらっています。
私は、昔周りに「たすけてほしい」がなかなか言えない人でした。
それで体を壊してしまったこともありました。
ですが、こういう状況になって、たくさん周りに助けてもらって、
改めて人の力を借りてもいいときがあること、
そしていつか、私もここでもらったパワーを誰かに返していきたいなと思ったのでした。
一人ではなくたくさんの人の協力のもと、運よく10か月まで育ててこられました。
出産は一人になりますが、もし時期が合えば助産学生さんが取り上げてくださるとか。
自分がそうであったように、タイミングが合えばぜひ、取り上げてもらいたい。
ここでもまわりまわってきた恩を返せたら、と思います。
今年は大変な年でした。
しばらくはまだまだ大変でしょう。
親とは1年会えていないし、会いたい人もたくさんいるけれど、
これからも縁を大事にしながら、来年も笑って過ごしたいと思います。