災害時の停電への備え ③ミルク・離乳食
災害時に停電してしまった時、赤ちゃんのミルク・離乳食・飲料水はどうしたらいいの~?
長期間の停電となれば、赤ちゃんのいるご家庭は大変なことに。飲料水は必須とはわかっていても、実際、数日分の水や食料の確保となると難しい。オール電化のお宅ではお湯が沸かせなかった…カセットコンロでもあればお湯が沸かせて粉ミルクを作れたのに…買い置きしていた液体ミルクや離乳食が重宝した!などなど。災害時に備えておくべき食料は、少なくとも3日分と言われています。赤ちゃんの粉ミルクも、3日分はストックがあると良いそうで、「明治ほほえみ らくらくキューブ 16袋入り」なら1箱で3日分です。キューブタイプの固形粉ミルクは蓋の開け閉めや計量の必要がなく便利。液体ミルクでは、常温で飲める「明治ほほえみらくらくミルク240ml」の場合、3日分に相等する15缶、江崎グリコICREOアイクレオ赤ちゃんミルク125mlでは30本程度ストックしておくと心強いです。哺乳瓶が使えない場合は、紙コップやスプーンで飲ませる方法もあります。
レトルトの離乳食は、1食100円前後から買えて、メニューも豊富。普段から、食べさせて慣れておくのがよいですね。赤ちゃんのサイズにあったスプーンや紙の器があればなおよいでしょう。
大人は冷蔵庫の中ものを少しずつ食べ、水を多めに取るようにしていた方が多かったそう。ただ、冷蔵庫の中の食品も、停電2~3日目には腐敗してしまったそうです。
こんな経験はできれば避けたいものですが、毎年のように、日本のどこかで起こっている災害。赤ちゃんのものは、救援が来るまでに時間がかかるそうです。この機会に、子どもの水や食料も忘れず、ストックしておきませんか?