こどもに流されるのも、いいもんでした。
こんばんは、皆様、今日もお疲れ様です☽
ここのところずっと天気が良くなかった長崎ですが、本日朝は雨も収まり、
3歳娘とようやく外で遊べることができました。
うちの娘ちゃんは2歳ちょっとまで1語文も話さなかったのですが、3歳になった今、
自分の持っている言葉を駆使して、いやだいやだと伝えてくれるようになり、
より一層、一筋縄ではいかなくなってきました。
「自分はお母さんの言うこと全部に従いたくない!」という理由の時もあれば、
「今遊びたいから○○したくない!」という時もあり、
説得する際も、お互いが譲り合える着地点を探りながら進めてはいるのですが。
眠たくなってくると、彼女のいうことに従わなければ、着地点が見つからない時があります。
私は気が短い方なので、「娘ちゃんは遊んでていいよ、でもかーちゃんは○○やるね」と娘の反応に合わせられず、
「いやだ~!」と泣かせてしまうこともよくあります。
眠ることがあまり好きでない娘ちゃん。
今日も「お布団敷くよ~!」というと、「いやだ!寝ない!お布団しかない!お布団いらないの!」と怒り始めました。
「もう夜やで~」「はよ寝たらまた朝が来てたくさん遊べるで~」「かあちゃん、娘ちゃんとゴロンしたいわ~」というと、
「朝だから!今、朝だから!ず~っと遊ぶんだから!」といって私を叩き始めました。
今日は午後から娘と永遠ごっこ遊びをしていてパワーがなかった私。
イラっとしてしまい、「朝なんか、ほんなら遊ぼう、お外に遊びに行こう!」と少し強い言い方で言ってしまい、娘を試すようなことをしてしまいました。
娘は、少し驚いていましたが、外に遊びに行ける!と靴下と靴を履き始め、本当に出ていくことになりました。
歩きながら、「朝やのに今日は暗いなぁ~」「朝やのにお友達がいないね」と話しかけたりして(めっちゃ意地悪…)いたのですが、
ふと気づいたことがありました。
娘が、私の手を離さないこと。
いつも手を放して走って歩く道を、しっかり手をつないでいること。
あぁ~、そうやんなぁ。
夜ってわかってるんやもんね。
不安よね。
こんな手段を選んでしまったことに、本当に申し訳なく思いました。
そして、夜に聞こえる音が、昼間と違いました。
セミの声ばかりが聞こえていた道に、秋の涼しい風と虫の声も聞こえてきました。
娘に、「あのさぁ、母ちゃん、ちょっとお外が暗いなぁと思ってたんやけど…
もしかして、夜なんちゃうかな?」と言ってみました。
すると娘は、「ね、なんだか暗いよね」と。
私「夜っぽいなぁ。でも、夜にお外にでると、虫の声がよく聞こえるね。秋に聞こえる虫さんの声やで」
娘「そうなのか~。ちょっと、お耳で聞いてみようよ!」
(二人で耳を澄ませる)
私「秋がきたね~。これから涼しくなるね。お昼間やったら、この虫さんの声聞こえへんかったから、暗いお外にでてきてよかったかもなぁ」
娘「(うれしそうに)ね!そうね!」
私「さっきはかあちゃん、少しこわい言い方しちゃってごめんね」
娘「いいよ。私も、朝だから寝ない、お布団しないっていってごめんね」
私「いいよ。せっかくやから、もう少しお散歩してからかえろうか」
娘「うん!」
私「もう夜みたいから、おうち帰ったらお布団一緒に敷いてくれる?」
娘「うん!任せて!」
その後、家の近くの川沿いを二人で歩きました。
台風がきてるから風が強いね、
雲で隠れてお月様が見えないね、
暗いからおててつないでようね、
あ、雨降ってきた、帰るぞ、いそげ~!
いつもなら、私があの手この手で布団に連れて行っていましたが。
今日は、娘を試すつもりでやってしまった私の間違った関わりでしたが、
結果、娘とお外に遊びに行くことで、娘とも仲直りでき、自分の中で改めて向き合う大切さも気づくことができ、
娘も納得して寝る準備をすることができました。
時間がかかっても、娘の言い分も大切にすることも大事だと感じました。
彼女にだって、やりたいことがありますもんね。
言葉を上手に話すようになってきたからこそ、彼女の言葉を受け止めながら、明日からも楽しく過ごしていこうと思ったのでした。