本日の育児情報 2017年6月18日 切り抜き速報 食と生活版 平成29年7月号
褒められた子 へこたれない大人に!
子どもの頃に周囲の大人に褒められた経験が多い人ほど、大人になってから困難な状態に直面しても、「へこたれない」傾向にあることが、独立法人「国立青少年教育振興機構」の調査でわかった。
調査は昨年10月、全国の20~60歳代の男女5000人から回答を得た。「失敗してもあきらめずにもう一度挑戦する」「厳しく叱られてもくじけない」などの質問結果から、回答者の現在の「へこたれない力」を「強い」「中間」「弱い」の3段階に分けた。
また、子ども時代に親や先生から「褒められた」「「厳しくしかられた」経験が多かったか、少なかったかで、「へこたれない力」との関係を比較した。その結果、「褒められた」経験が多い人ほど、「へこたれない力」が強く、同時に「厳しく叱られた」経験も多ければ、より「へこたれない」傾向が見られた。褒められた経験や厳しく叱られた経験がともに少ない人は、「へこたれない力」が最も弱かった。
同機構は、「子どもにきちんと向き合い、褒めるべきところは大いに褒め、悪いところはしっかり叱る姿勢が重要で、子どもへの無関心や放任は好ましくない」と分析している。
つぶやき・・・この社会で生きてくのに「へこたれない力」は必須。「しっかり褒め」、「厳しく叱る」のがよく、中途半端が一番まずいということか。我が家では、子どを褒めることはあまりなく、叱ってばかり。子どもが他人から褒められることはまず期待できないから、せめて親だけで子どものよいところを探して「しっかり褒める」ことにも徹したい。